動力性能
優れた環境性能と省燃費を追求。先進のパワーラインで、その実力を発揮。
ENGINE + MOTOR + Pro Shift + COOLER
最適制御する、先進のパワーライン。
最新のクリーンディーゼルエンジン、大出力のハイブリッドモーター、快適な操作性と省燃費運転を両立するPro Shift(7速AMT)、ハイブリッドバッテリーで駆動する電動式パッケージクーラーなど最新技術を組み合わせ、省燃費と環境性能、そして操作性と快適性を実現しました。

①ハイブリッドモーター
大出力90kWの永久磁石式モーター。
②ハイブリッドインバーター
ハイブリッド用バッテリーの直流電流を、モーターに対応した交流電流に高効率で変換。
③ハイブリッド用バッテリー
屋根上にコンパクト化したバッテリーを搭載。
④エンジン
パワーと省燃費の両立を高次元で実現。最新の排気ガス後処理技術により、PMとNOxを低減するDPR*1+尿素SCR*2、省燃費や騒音防止に貢献し、排出ガスを削減するアイドル・ストップ・システムなどを採用。

DPRはトヨタ自動車(株)の商標です。


⑤Pro Shift(7速AMT)
クラッチ操作の不要な7速AMTを採用。ギヤ段を自動で選択する自動変速モードと、走行状況に応じて手動でギヤ段を選択できる手動変速モードの切り替えにより、道路状況に合わせた運転が可能。

⑥電動式パッケージクーラー
クーラーは前車室/後車室の独立制御により、細やかな調整が可能。アイドル・ストップ・システムがエンジンを停止させている間も、電動コンプレッサーが約90秒間空調を継続。



快適性能
これまでにない開放感。
心地よさと安心に満ちた室内空間。

室内環境
快適性と安全性をパッケージング。
広いノンステップスペースにより、混雑時でも車内中央をスムーズに移動できます。後車室後部の対面シート部には、余裕のある膝前の空間を確保。室内高も拡大し、誰もが実感できるゆとりのレイアウトになっています。また開放感のある大きな固定窓は、座席からでも車外の確認がしやすく、明るく開放的な室内空間を演出。段差部には昇降用手すりを、客席シートには着席、離席を楽にできるよう握りやすい幅広グリップを設置し、安全に配慮しています。





乗降性能
スムーズで安全な乗り降りをサポート。多くのお客様に快適を。
広い通路幅(前車室ノンステップエリア) 混雑時でも無理なく移動可能。
通路両脇にお客様が立っていても、車室中央部を無理なく移動できます。

グライドスライド扉(前車室前扉)/幅広引扉(前車室後扉・後車室扉)
前車室前扉には扉の開口が大きいグライドスライド扉を、前車室後扉と後車室扉には幅広引扉を採用。前車室後扉では反転式スロープ板により車いすでの乗降が行えます。



車高調整装置
乗降時に車両を左に傾けることで、より低い乗降口を実現します。また低速走行中、路面や頭上の障害物を避ける時の車高アップ/車高ダウン機能も備えています。

車いす用反転式スロープ板
反転式スロープ板は操作が簡単で、素早い設置が可能です。また傾斜も緩やかなので、車いすの乗り降りがスムーズに行えます。

車いす固定装置
車いすでの移動がしやすい広いスペースと、操作が容易な自動巻き取り固定ベルトを採用。乗務員の円滑な乗車サポートを実現します。

フリースペース
ベビーカーを折りたたまず、お子様を乗せたまま乗車が可能です。

操作性能
使いやすく、疲れにくい理想的な運転環境を目指して。快適性から生まれる、安心の走り。
ラウンドフォルムコクピット 操作しやすく安全確認の容易な運転環境を実現。
スイッチ類を集約し操作性を追求、運転疲労の軽減に貢献します。(運賃箱はオプション)

コンビネーションメーター
視認性を重視した速度計・エンジン回転計と、マルチインフォメーションディスプレイとの組み合わせにより運転情報を的確に伝達します。

■通常時

■ウォーニング時

車外確認カメラ&モニター
安全確認のため、後車室の左右および後方に車外確認カメラを設置。運転席からモニタリングすることで、安全運行に寄与します。



室内安全カメラ
後車室の状況を確認できる室内安全カメラを、後車室前方および後車室扉付近に設置。運転席からの確認を容易にします。

モニター(切換式)

モニター(切換式)
緊急インターホン



車両設計の最適化により、優れた小回り性を実現します。
上図はイメージです。実際の走行では、ミラー張り出し量等を考慮して、道路幅に対し、プラス1m位の余裕を持ってください。

安全性能
日野の安全思想を細部にまで。すべては毎日の安心のために。
ドライバー異常時対応システム(EDSS:Emergency Driving Stop System)
ドライバーの異常時に車両を停止。
走行中、ドライバーに急病などの異常が発生した際、ドライバー自身が運転席非常ブレーキスイッチを押すか、もしくは乗客が前車室および後車室に設置された非常ブレーキスイッチを押すことで、車両が制動を開始。徐々に速度を落とし停止します。同時に車内では、赤色フラッシャーと音声アナウンスにより、異常時であることを乗客に伝達します。一方、周囲にはホーンを鳴らすとともに、ストップランプとハザードランプを点滅させ異常を知らせます。









外観図
