環境性能

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4HK1エンジン次世代路線バスにふさわしい環境性能。
クリーンディーゼルテクノロジーを惜しみなく投入。逞しい動力性能といっそうの低燃費、そして優れた環境性能を高いレベルで達成した、実力の4気筒ディーゼルを搭載しました。
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2段過給ターボ 日野ブルーリボンに搭載
高圧・低圧2種類のターボを最適に制御することで、全回転域における高効率なターボ効果を発揮。燃焼効率を損なうことなく高EGR化を実現し、NOxを低減。また高圧段ターボを小型化したことにより、低回転域での応答性も向上させています。
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大容量クールEGR
排出ガスの一部を冷却して吸入空気と混合し燃焼させ、NOxを低減。大流量化と、より効率的な循環を実現します。
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DPR*1+尿素SCR*2
全車にDPR+尿素SCRを採用。排気ガスをクリーン化するために、尿素SCRで排気ガスに尿素水(AdBlue®*3)を噴射し、NOxを窒素と水に分解します。DPRは高耐熱セラミックフィルターや吸気スロットルなどにより、排出ガスの温度が低い状態でも安定したPM再生性能を実現させています。
*1 Diesel Particulate active Reduction systemの略。DPRはトヨタ自動車(株)の商標です。
*2 Selective Catalytic Reductionの略。
*3 AdBlue®はVerband der Automobilindustrie e.V(. VDA:ドイツ自動車工業会)の登録商標です。 -
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電子制御式コモンレールシステム
超高圧な燃料噴射と、噴射圧力、時期、量の最適な制御を可能にする最新システムを採用。燃費の向上や排出ガスのクリーン化に貢献します。
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アイドル・ストップ・システム
渋滞や信号待ちで停車の際、自動的にエンジンを停止。不必要なアイドリングをなくすことで消費燃料を抑え、燃料の節約と排出ガス削減に貢献します。6速AMT車ではシフトレバー右キャンセル╱再始動スイッチの操作で、また、6速AT車ではフットスイッチ操作によってエンジンが再始動します。
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VGSシングルターボ 日野レインボーに搭載
効率的な過給を実現したVGSシングルターボを採用。実用回転域でより高いターボ効果を発揮し、低速トルク・燃費の向上に貢献しています。
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排気管噴射方式 日野ブルーリボンに搭載
排気管に設置したインジェクターから燃料を直接噴射し、PM除去装置再生機能を向上させました。PMの低減とともに、エンジンオイル寿命の延長にも貢献します。