安全・自動運転技術

「交通事故死傷者ゼロ」の実現に向けて

これまでの取り組み
「人」と「車」、2つの方向から安全を追求

日野自動車は、安全運行支援による「人」への取り組み、安全装備の追求による「車」への取り組み、2つの方向から安全技術の追求を行った上で、安全技術の普及・促進に取り組んでまいりました。

  • 「人」への取り組み 安全運行の支援

    安全運行に向けた日野の取り組み
    安全運転講習の実施や、ICTサービス「HINO CONNECT」によるサポート、ドライバーの安全意識向上や運行中の安全管理に努めてまいりました。
  • 「車」への取組み 安全性追求

    最新の安全装備・システム
    日野自動車は、「CAPS(Combind Active and Passive Safety)」という概念に基づき、事故を未然に防止するための予防安全と、事故が起こってしまったときの被害を軽減する衝突安全についての技術開発に取り組み、様々な場面における安全技術を実用化してきました。
  • 「車」への取組み 安全性追求(1)

    安全技術の普及・促進に向けた取り組み
    新しい技術の追求とともに、技術普及・利用促進のために、速やかな市場投入と標準装備化を推進することで、業界をリードしてきました。
  • 「車」への取組み 安全性追求(2)

    安全技術の普及・促進に向けた取り組み
    新しい技術の追求とともに、技術普及・利用促進のために、速やかな市場投入と標準装備化を推進することで、業界をリードしてきました。

これからの取り組み
さらなる安全性向上のために、自動運転技術の開発を推進

事故原因の9割以上を占める「ヒューマンエラー」の低減を目指すために、高度な自動運転技術の 開発に取り組みます。

交通事故の発生原因は、9割以上が誤操作や判断の誤り、安全不確認等の「ヒューマンエラー」に起因すると言われています。 「交通事故死傷者“ゼロ”」を実現するためには、高度な自動運転技術を開発し、ヒューマンエラーの発生を未然に防ぐことが有効だと考えます。

日野自動車が描く、自動運転技術開発のビジョン
自動運転技術開発の考え方

自動運転技術について、交通事故死傷者の減少やドライバー不足解消、過疎地や高齢者の移動手段確保、渋滞解消、省エネなど、社会的な課題解決に貢献できる技術として実用化に向けて開発を進めています。お客様や社会のニーズ、法規制含む社会インフラ、社会受容性、技術の成熟度を鑑み、社会の役に立つ技術を段階的に実用していきます。

自動運転=人の運転行動をシステムに置き換え

※1 Lidarとは、レーザー光を照射し、それが物体に当たって跳ね返ってくるまでの時間を計測し、物体までの距離や方向を測定する技術のこと。
※2 ECUとは、クルマの様々な機能を制御するコンピューターのこと。

自動運転とは、人の行っている運転行動=認知・判断・操作をシステムが代替することです。

技術開発における大型車特有の課題

自動運転技術の開発を進めていく上では、大型車ならではの技術的な課題もあります。車が重く大きく、素早い動きが難しいため、より広範囲の検知や早い判断が求められます。また、多様な仕様に合わせて、制御の最適化も必要となります。

現在開発中のシステム

「加減速制御」・「ステアリング制御」・「自車・周辺環境の把握」・「緊急対応」の4領域に分け、現在開発中の自動運転技術についてご紹介します。

自動運転技術が貢献できること

自動運転技術は安全社会の実現のみならず、現代社会における様々な課題の解決に貢献できる技術であると考えています。自動運転技術の活用例等をご紹介します。

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