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「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」と燃料電池バス「SORA」が2018年度グッドデザイン賞を受賞

商品・技術情報

2018年10月3日
No.18-022

燃料電池バス「SORA」はグッドデザイン・ベスト100に選出

日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:下義生、以下日野)は、「ドライバー異常時対応システム(EDSS:Emergency Driving Stop System)」と燃料電池バス「SORA」※で、2018年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。さらに「SORA」は、審査委員会から特に高い評価を得た製品に贈られる「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。

※トヨタ自動車株式会社と共同申請・共同受賞

  • ドライバー異常時対応システム(EDSS)客席スイッチ
  • SORA

「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」は、ドライバーが急病等で運転操作の継続が困難となった場合に、ドライバー自身や添乗員、もしくは乗客がスイッチを押すことで徐々に速度を落として停止するというシステムです。日野は、「『交通事故死傷者ゼロ』に積極的に貢献していく」という方針に基づき安全技術開発に取り組んでおり、近年複数発生しているドライバーの健康状態が急変したことによる事故の対策として「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」の開発を進めてきました。今年7月、大型観光バス「日野セレガ」に標準装備し、商用車として世界で初めて商品化しました。
今回の受賞においては、万一の際の「分かりやすさ」「使いやすさ」、そして商用車世界初の実用化・標準装備化という日野の安全への姿勢が高く評価されました。

「SORA」は、高い環境性能と燃料電池車ならではのうれしさを備え、人を中心に考えたユニバーサルデザインと機能を採用したトヨタ自動車の燃料電池バスです。日野はトヨタ自動車から開発を受託し、主にバスボデーの設計や内外装デザインを担当しました。 次世代のバスにふさわしい内外装と、すべての人がより自由に移動できるためのユニバーサルデザインが高く評価され、「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。

日野にとって、2017年の大型トラック「日野プロフィア」と中型トラック「日野レンジャー」に続き、2年連続、22回目と23回目のグッドデザイン賞受賞となりました。

日野はこれからも、たゆまぬ研鑽と最新の技術で「もっと、はたらくトラック・バス」を追求し、豊かで住みよい世界と未来に貢献できるように努めてまいります。

グッドデザイン賞とは

公益財団法人日本デザイン振興会が主催する総合的なデザインの推奨制度。社会全体を豊かにする「よいデザイン」を顕彰している。グッドデザイン・ベスト100は、2018年度グッドデザイン賞受賞対象の中で、審査委員会により特に高い評価を得た100件に贈られる。
http://www.g-mark.org/

ご参考

ドライバー異常時対応システム(EDSS:Emergency Driving Stop System)

特徴

急病等でドライバーが運転操作の継続が困難となった場合に、ドライバー自身や添乗員が運転席の非常ブレーキスイッチを押すか、もしくは乗客が客席上部に設置されたスイッチを押すことで、制動を開始し、徐々に速度を落とし停止します。このとき、車内では非常ブザーが鳴るとともに、スイッチに内蔵されたランプが点灯、赤色フラッシャーが点滅して、緊急停止することを乗客に伝達します。また、周囲に対しては、ホーンを鳴らし、ストップランプとハザードランプを点滅させ異常を知らせます。
詳しくはこちら:http://www.hino.co.jp/selega/safety/index.html

デザインのポイント

いざという時の「わかりやすさ」と「使いやすさ」の安全・安心のインターフェイスデザイン

評価コメント

乗務員と乗客、双方にとって操作が容易な場所に識別しやすい非常ブレーキスイッチを配置したうえで、ホーンを鳴らしストップランプとハザードランプを点滅させつつ減速するという作動状況は、多くの人に異常を知らせる効果的なメッセージであると感じた。商用車では世界初となる標準装備化にまで踏み切った英断を含め、高く評価されるべきセーフティデザインであろう。

燃料電池バス「SORA」

特徴

燃料電池バス「SORA」は、「受け継がれていく街のアイコン」を開発コンセプトに、FCユニットの特性を最大限に生かし、路線バスのうれしさを大きく高めたバスで、2つの想いをこめている。①社会のために働くクルマであるからこそ、環境に配慮するとともに、モビリティサービス以外でも社会に貢献できるバスを目指した。②不特定多数のお客様が利用するからこそ、「利便性」と「安全、安心」にこだわり、すべてのお客様に、「乗ってよかった。また乗りたい」と思われるバスをめざし、人を中心に考えたユニバーサルデザインと機能を採用した。

デザインのポイント

「乗ってみたい」、「乗ってよかった」、「また乗りたい」と思わせる、一歩先行くやさしさのデザイン。

評価コメント

公共バスの次世代標準となりうるデザイン提案である。外観ではシェルフレーム構成と精悍なカラーリングによって新規性と軽快感が表現されている。結果として都市景観との調和も感じられる。室内はポップな色調のCMF、シート形状とレイアウトの見直し、握り棒形状の工夫など、細部までデザインされ広く明るい空間に仕上がっている。歩く、座る、立つ、といった乗客の基本的な行動を快適に無理無駄なく、そして安全に導くようデザインされた点を高く評価した。

以上

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