カリキュラム

自動車製造科(自動車)

自動車の構造・機能を理解して自動車の製造および車両検査等の基礎技能を身につけます。

自動車製造のエキスパートへ

写真:自動車製造科の実習の様子1

自動車製造科では2人1組で実習を行います。

1年次には、工具の使い方、ガソリン・エンジンの構造・機能・分解・組立・点検・調整や測定具の使い方などを学びます。2年次には、ディーゼル・エンジンからタイヤに至るまでトラック1台分のほぼ全ての部品についての学科学習と実習をします。

エンジンについては、品質確認のために自分たちが組立てたエンジンを試運転します。組立て方が悪いと水・オイル・燃料漏れなどをおこし、調整が悪いとエンジンが掛からないこともあります。品質の大切さを実感すると共に、不具合も無くエンジンが掛かったときには達成感があります。

3年次には、最新のディーゼル・エンジンについて学び、トラック1台を分解・組立・点検・調整します。3級整備士取得の勉強もしますが、整備士を目指すためではなく自動車製造の知識と技能をより広げるための勉強です。

より良い品質の車造りが出来るよう日々努力を続け、「心と腕」を磨きます。

写真:自動車製造科の実習の様子2

自動車製造科(自動車)のPRポイント

  • もちろん実車を用いた実習です。
  • 卒業後に配属される職場での作業を見据えた実践的な実習です。
  • 時には工場見学なども交えて勉強をします。

3年間の学習内容

1年次

工具の使い方、ガソリン・エンジンの構造・機能・分解・組立・点検・調整や測定具の使い方などを学びます。

2年次

ディーゼル・エンジンからタイヤに至るまでトラック1台分のほぼ全ての部品についての学科学習と実習をします。

3年次

最新のディーゼル・エンジンについて学び、トラック1台を分解・組立・点検・調整します。

実習・製作作品

自動車科の生徒たちが実習や技能祭で製作した作品をご紹介いたします。

  • 写真:シャカチュー号

    創作実習作品(シャカチュー号)

    3年生の創作実習。ターレットという運搬用車両の荷台を伸ばし座席をつけました。その名は“シャカ(自動車科の愛称)チュー号”。技能祭の時には各会場へ移動する乗り物として大人気です。

  • 写真:エンジン・カットモデル

    創作実習作品(エンジン・カットモデル)

    3年生の創作実習。エンジンの一部をカットして構造がわかるようになっています。実車のエンジンを生徒がカットし製作しました。

  • 写真:ミニバス

    創作実習作品(ミニバス)

    3年生の創作実習。かわいらしい桃色の“ミニバス”です。

実習の様子

  • 写真:エンジンを組み立てる実習の様子

    実習の様子

    エンジンの組立をしているところです。

  • 写真:実習に使う小型トラック

    実習車両

    日野デュトロ(小型トラック)で実習をしています。

その他の科の紹介