学園情報

日野工業高等学園とは?

日野学園は、日野自動車株式会社が運営している企業内訓練校です。
日野学園の学習内容は一般の工業高校に近いカリキュラムとなっており、以下の3つの特徴があります。

日野学園を卒業後は日野自動車で働きます

本人の適性を考慮したうえで、日野自動車の製造職場を中心に、各部門に正式配属されます。

写真:日野自動車の小型トラック「日野デュトロ Z EV」

日野自動車株式会社 配属先一覧
古河工場〒306-0110
茨城県古河市名崎1番地
羽村工場〒205-8660
東京都羽村市緑ケ丘3丁目1番地1
新田工場〒370-0344
群馬県太田市新田早川町10番地1

日野自動車 会社(職種)紹介パンフレット(技能職高卒者向け)

日野学園の卒業生は、高卒者と同じく技能職の新人社員として働きはじめます。
以下のパンフレットでは、日野自動車の製造職場での仕事内容や、入社後の生活などを紹介していますので、是非ご覧ください。

会社(職種)紹介パンフレット 生産技能職

生産技能職

  • 大・中小型トラック、バス、トヨタ受託車等のエンジンや車両組立及びユニット完成車の検査をする仕事
  • 自動車部品の鋳造、機械加工、熱処理、プレス加工、溶接、塗装等の仕事

生産技能職(保全)

  • 生産設備の機械・電気のメンテナンス及び改善・改良を行う仕事
  • 工場建物の付帯設備・動力源設備や環境関連施設等の運転・保守管理を行う仕事

職場への配属に向けて、3年間心身を鍛えます

日野学園に入学すると、日野自動車の社員(訓練生)になります。高校生でありながら社会人という立場となります。
ときには厳しい指導もありますが、心身ともに成長し、将来職場で活躍できる人財を育成します。

  • 日野自動車の工場で実習を行い経験を積みます。
  • 様々な行事を通して人間性を育みます。
  • 必修のクラブ活動で、上下関係や礼儀を学びながら体力を養います。

手当が支給されます

学園生は実際に働くことはありませんが、職場への配属に向けて学習し、経験を積むことが仕事です。皆さんの学習の補助として手当を支給いたします。

支給手当(2023年4月時点)
学年 生徒手当(月額) 特別手当
1年生107,000円年2回支給
(7月・12月)
2年生110,000円
3年生165,000円

以下の費用は手当から引かれます。

  • 社会保険料
  • 所得税
  • 入学時に必要な制服代や教科書代など
  • 積立金(修学旅行、自動車運転免許など)
  • 日々の昼食代(社員食堂利用の場合)
  • その他(寮費)