日野学園からのお知らせ

2021年9月21日
【学園ブログ#7】全国大会報告(テニス)

8月8日から10日の3日間、熱い夏がやってきました。千葉県白子町サニーテニスコートを舞台として、定時制通信制高体連ソフトテニス全国大会が開催されました。昨年はコロナ感染防止の観点から開催中止となった大会ですが、今年は防止対策を徹底させ各校の協力の元、無事に開催することが出来ました。無観客、無発声の静寂で独特な雰囲気の中、選手達は自分を信じ、ペアを信じ、集中力を極限まで高め、試合に臨みます。キャプテンの「優勝するぞ!」という檄で大会は始まりました。結果として残念ながら優勝することはできませんでしたが、敗北を経験することで生徒の成長を感じる事の出来たエピソードが有りました。試合終了後、選手たちが監督の元に自らやってきて、自分たちの勝利のために色々と指導してもらいながら、不甲斐ない試合をしてしまったことを謝ってきたのです。負けてしまったことで悔しさがあったり、言い訳をしたくなるような気持ちもあったかとは思いますが、そういった気持ちをこらえて、己の未熟さを受け入れる姿に、生徒たちはテニスに真剣に取り組んだことで、技術だけでなく人間性も大きく成長させることができたのだと実感しました。来年の大会では今回の戦績を上回れるよう、さらに努力を重ねてくれることでしょう。この心意気が先輩から後輩へずっと引き継がれていくことを願う、筆者でした。
↑柳岡君(3年)
↑尾下君(3年)
↑菅原君(2年)と柳岡君