日野チームスガワラ ダカール・ラリー2022 トラック部門総合22位で完走 31回連続完走を達成

イベント

2022年1月15日
No.22-001

SUGAWARA-WHAT.1184.JPG完走を果たした日野600シリーズ

ジェッダにゴールした日野チームスガワラ 0L3A3617.jpg

ゴールを喜ぶ日野チームスガワラ

 日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:小木曽聡、以下 日野)は、202212日~14日、サウジアラビアで開催されたダカール・ラリー2022に「日野チームスガワラ(代表:菅原照仁氏、総監督:下義生)」としてハイブリッド仕様のHINO600シリーズで参戦し、トラック部門総合22位で完走しました。
 日野が1991年に日本の商用車メーカーとして初めて同ラリーに参戦して以来、連続31回完走を達成しました。

 日野技術陣は、コロナ禍によるさまざまな制約がある中、日野初のレース用ハイブリッドシステムほか車両開発・テストを進め、レーシングトラックを熟成させてきました。そのマシンを駆る菅原照仁氏のドライビングテクニック・豊富なラリー経験、ナビゲーター・メカニック・サポートメンバーを含めた「日野チームスガワラ」が一丸となって戦い、様々なトラブルを乗り越えながら今回の結果へと繋がりました。


選手たちのコメント

菅原照仁(ドライバー、チーム代表)
 約2年間を掛けて開発したハイブリッドシステム搭載車両は多くの方々にサポートして頂いたプロジェクトでもあります。トラブルの発生により期待にお応えすることができませんでしたが、問題の出たところは全てラリーの本番を走らないと確認出来ない部分です。今回の結果は将来に繋がるものだと思います。これだけトラブルが出たことはなかったので大変でしたが、メカニックも大変だったと思う。改めて感謝したいです。

染宮弘和
 なんとかクルマをゴールまで連れて帰ることが出来て良かった。昨日のステージではウェイポイント不通過のペナルティを課された上で順位がついているので、今回の結果は立派な完走だと思います。

望月裕司
 大会中を通じて様々なトラブルが発生しましたが、おかげで乗車メカニックとしてはこれまでで一番機能することが出来たと思います。今回はチャレンジをした年なので、順位は後退しましたが得たものは大きい。今後の開発に必ず活かせると思います。大変な半面、ボンネットキャブになって乗り心地が良くなり、体力的にはラクでした。


日野はこれからも、本活動を通じて培ったチャレンジスピリットを活かして、「豊かで住みよい持続可能な社会」の実現を目指し、お客様と社会への価値提供を続けてまいります。

▼日野自動車のダカール・ラリー参戦活動の詳細については、公式ウェブサイトをご参照ください。
http://www.hino.co.jp/dakar/index.html

▼ダカール・ラリー2022のデイリーレースレポートはこちら
https://www.hino.co.jp/corp/dakar/latest_news/2022/

無事ラリーを終えた菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組 0L3A3623.jpg

無事ゴールした選手たち
(左から望月メカニック、菅原ドライバー、染宮ナビゲーター)

SS9-SUGAWARA-3016.JPG

完走を果たした日野600シリーズ

以上


SDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献】
日野では、自由に安全に効率的に、人と物が移動する「豊かで住みよい持続可能な社会」の実現を目指し、お客様・社会への価値提供として①日野車による「交通死亡事故ゼロ」、②「CO₂排出量の大幅削減」、③「お客様ビジネスの発展支援」、④「人流・物流の更なる効率化」の4つに取り組んでいます。

本件は、SDGsの以下の目標達成に貢献します。

【1】安心・安全で、環境にやさしく、人と物が、自由に最適に移動できる社会の実現
交通死亡事故ゼロ、CO₂排出量の大幅削減、人流物流のさらなる効率化によって、「豊かで住みよい持続可能な社会」実現を目指します。

【6】人流・物流を支える人財を育てる
慢性的な整備士不足という課題に対して、お客様車両の稼働を止めないよう整備士の育成・充実に取り組みます。

(参考)
SDGsと日野の戦略・取組み(PDF)
安心・安全で、環境にやさしく、人と物が、自由に最適に移動できる社会の実現(PDF)
人流・物流を支える人財を育てる(PDF)

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