メンバー
菅原 照仁(すがわら てるひと)
チーム代表 兼 ドライバー
日本レーシングマネージメント(株)代表取締役
1972年7月13日生まれ、東京都港区出身
「ダカール・ラリーの鉄人」菅原義正氏の次男。1998年のダカール・ラリーにメカニックとして初参戦し、翌年からは父・義正氏のナビゲーターを担当。同時に国内オフロードレースやラリーモンゴリアなどで経験を重ね、2003年のファラオラリー(エジプト)では日野レンジャーを駆ってトラック部門総合優勝を飾った。ダカール・ラリー2005年大会からは親子2代の2台体制による参戦を開始し、2007年には排気量10リットル未満クラスで初優勝。2021年大会で同クラス12連覇を達成した。2019年大会を最後に父・義正氏がダカール・ラリーから勇退したことを受けて、チーム代表に就任。
レーシングトラック
リトルモンスターと称される、日野自動車のダカール・ラリー2026参戦車両
日野自動車のダカール・ラリー参戦車は、世界中で物流を支える中型トラックをベースに開発されており、ダカール・ラリーにおいて、中型トラックは機動性に優れる一方で、大型トラックに対しては絶対的なパワーが有利とは言いがたい。しかし、日野自動車は初参戦以来一貫して軽量な車体で機動性に優れる中型トラックでの挑戦を続けており、排気量が大きいライバルの大型トラックと熾烈な戦いを繰り広げる勇姿から、「リトルモンスター」と称されている。
ダカール・ラリー2026では、2025年大会の車両(HINO600シリーズ )をベースに、カラーリングを一新。若手デザイナーが手掛けた今回のカラーリングテーマは“殻を破る”という生まれ変わりを意味する。
前回大会でのトラブル対策として、トルクロッドの強化や、最終減速比の変更、プロペラシャフトの収縮量を増やすなどの改善を行った。
また、平均速度の向上を狙ったサスペンションセッティングを探求し、昨今のダカール・ラリーのコース設定に合わせたサスペンションチューニングを実施し上位入賞を狙う。
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| ドライバー | 菅原照仁 |
|---|---|
| ベース車両 | HINO 600シリーズ |
| エンジン | |
| エンジン型式 | A09C-TI(ターボインタークーラー付き) |
| エンジン形式 | ディーゼル4サイクル直列6気筒 |
| 排気量 | 8.866L |
| エンジン最高出力 | 609kW (828ps)/2800rpm |
| エンジン最大トルク | 2520Nm (257kgm)/1600rpm |
| 駆動系 | |
| 駆動方式 | フルタイム4WD |
| トランスミッション | AT(前進6速・後退1速) |
| トランスファー | Hi-Loレンジ切替付、センターデフロック付 |
| タイヤ | X FORCE ZL 14.00R20 |
| シャシ | |
| 車両重量 | 8,365kg |
| 全長 | 6,620mm |
| 全幅 | 2,500mm |
| 全高 | 3,320mm |
| ホイールベース | 4,170mm |
| 燃料タンク | 800L |
チーム体制
国内の販売会社から選抜されたメカニック計3名がチームに参加。
レース車両は1台体制(HINO600シリーズ)で、サポートトラック(車形:ZS)は積載物を厳選し、本部機能を有したコンテナハウスを牽引するフルトレーラーで運用。選手の寝泊まりするキャンピングカー、ランドクルーザー(現地レンタル車)の体制で挑みます。



