ダカールラリー2012 レースレポート「第1ステージ」
2012年1月2日
1月1日 マルデルプラタ~サンタローサ
移動区間(リエゾン):763 競技区間(SS):57 合計:820(km)
ダカールラリー2012の競技がスタート
マル・デル・プラタ~サンタ・ロサ間にさっそく砂丘が登場
1月1日、ダカールラリー2012はマル・デル・プラタ~サンタ・ロサ・デ・ラ・パンパ間で最初の競技を行った。SS(競技区間)はマル・デル・プラタから約150km離れた海岸沿いに57kmにわたって設定されたもので、路面は砂地が中心。途中には砂丘もあり、今大会の砂の多さを印象つけた。 2台の日野レンジャー(輸出名:HINO 500 Series)でトラック部門の改造車クラスに参戦している日野チームスガワラはこの区間を手堅く走破。2号車菅原照仁/鈴木誠一組がSS総合26位/排気量10リットル未満クラス2位、1号車菅原義正/杉浦博之組も同じく33位/4位でフィニッシュした。ポジションだけを見ればトラック部門の中団といったところだが、タイム差は僅少であり、全体の長丁場を考えればここでリスクを犯す必要は全くない。その後約600kmの長いリエゾンを走って2台がサンタ・ロサのビバークに到着したのは夜10時頃。この日の走行距離は800km超という長丁場だったが、乗員は元気でさっそく2日サン・ラファエルへの行程に向けてメカニックたちとサービス内容の確認を行っていた。
同地のビバーク会場は2009年、2010年時と同じオートキャンプ場。池のほとりにある草原というロケーションだが日中は日差しが厳しく気温も40度を超える。アシスタンストラックの日野プロフィアFUとアシスタンスカーに分乗して移動してきた日野メカニックたちは未明まで粛々と今大会最初の整備点検を行っていた。
菅原義正/短い砂丘もあり、初日の足慣らしには良かったと思います。足回りのセッティングを若干変更することにしました。リエゾンが長くてお腹がすきました。
杉浦博之/今日は最初のSSとしてはちょうど良かった感じです。細かいトラブルもありますが、全体としては順調です。
菅原照仁/海岸近くの砂は湿っていて重く、砂丘といってもパワフルな車両に有利なコースでした。我々としては全く順調です。
鈴木誠一/砂が重かったわりに水温も上がらないし、クルマはとても調子が良いです。砂丘は思ったより短かったですね。
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※本ニュースに記載されているラリー用車両は、ダカールラリー用に特別に設計・チューニング・改造された車両であり、特に明記がない限り市販車の仕様とは異なります。