ABOUT US
日野自動車について

TOPメッセージ

どこまでも、いつまでも、
社会と人を想う。

代表取締役社長 CEO 小木曽 聡

お客様の声をチカラに

私たちは「人、そして物の移動を支え、豊かで住みよい世界と未来に貢献する」という使命のもと、トラック・バスを通じてお客様と社会に価値を提供してきました。そして今、eコマースの拡大や、インバウンド需要の増加など、物流・人流を支える商用車へのニーズはより一層高まり続けています。その一方で、2024年問題、ドライバー不足、カーボンニュートラルなど、物流業界には多くの課題が顕在化しています。このように課題が沢山ある市場では、他社と単なる価格競争に留まらず、課題を解決する為の新しい技術やアイディアで競いあうことが出来るので、非常に面白くやりがいのあるフィールドだと言えるのではないでしょうか。その中で、特に日野自動車の強みとなっているのは、お客様の稼働を支える為の「トータルサポート」です。トラックやバスは長い距離を走り、ビジネスや暮らしを支えるものですから、「止めない」ための確かなサポートが重要です。それを実現させるため、私たちはグループ会社や販売会社と協力しながら、「お客様の声」を直接聴くことを大切にしています。現場でどのように使われているのかを見に行き、どんな要望があるのかを会話から汲み取る。そして、品質や耐久性、使いやすさの改善へとつなげていくのです。また、近年では車両から送られる各種データを使ったサポートや電動化、新たなシステムの開発にも力を入れ、深刻化・複雑化する課題に挑んでいます。

若手社員が成長できる環境を

1942年に日野自動車が設立された時、世界大戦を経て復興に向かう最中で「日本を何とかしたい」「人の役に立ちたい」、そんな想いを持った先輩達が集まりました。社会や人に本気で向き合ってきたその姿勢は現在にも脈々と受け継がれてきており、私たちが大切にしている「HINOウェイ」にも現れています。そして、変化が特に激しい今の時代では、そういった想いに加え、一人ひとりが自律的に考え、行動していくことが大切だと考えています。だからこそ、上からの指示だけで動く組織ではなく、若手を中心にチームを組み、仕事をどんどん任せていく組織へと変革していく必要があるのです。言われた通りに、言われたことだけをやる。そんな環境で人が育つことはありません。私が現役のエンジニアだった頃、それまで世の中になかった車の開発を任されたことがありました。右も左も分からず、壊れる、動かないなんてのは当たり前。どうすればいいのかも分からない。でも、諦めずに仲間と一つずつ問題を解決していったんですね。すると、そのプロジェクトに関わったすべての若手メンバーは、目に見えて大きな成長を遂げていきました。そのような自身の経験もあるからこそ、若手の方たちにどんどん仕事を任せていける環境をつくっていきたいと考えています。

お客様・社会のお役に立つために

日野自動車はこれから先も、お客様一人ひとりにしっかりと向き合い、社会が抱える課題を解決することで、未来にわたって物流・人流に貢献していきます。「日野でなくてはならない」「日野でよかった」と言っていただけるように、誠実に、愚直に、丁寧に、“みんな”で進んでいけたら嬉しいですね。仕事は、決して一人でできるものではありませんから、入社される方には是非、社内外問わず、色々な人と手を取り合って欲しいと考えています。業種、職種、想い、考え、技術など、様々なものが混ざり合うことで、社会をよりよく変えていくイノベーションは生まれるんです。
また先日、日野自動車は「ダイムラートラック、三菱ふそう、トヨタ及び日野の4社でCASE技術開発の加速を目指すとともに三菱ふそうとの経営統合に関する基本合意書の締結」を発表しました。(※)私たちは新しい仲間と共に、グローバルでの CASE 技術開発・商用車事業の強化を通じたカーボンニュートラルの実現、豊かなモビリティ社会の創造を目指します。これらを日野単独で実現させることは大変難しいことですが、同じ志を持った仲間と共に挑めば、将来にわたってお客様のお役に立ち続けることが出来ると確信しています。
「人、そして物の移動を支え、豊かで住みよい世界と未来に貢献する」と使命を掲げている通り、私たちは社会や人の役に立つために全力を尽くしていく企業です。日野自動車は今、CASE 技術強化によるカーボンニュートラル実現や、社会課題解決を通じて物流・人流の未来を変える為の新たなステージに立っています。やるべきことは沢山ありますし、新しい4社の協業においては、グローバルに最先端の経験が出来ると思いますので、やりがいが尽きることはありません。ぜひ一緒に、これからの物流業界の未来をつくっていきましょう。
※:2023年5月30日発表