ハイブリッド

ハイブリッド

HINO PROFIA Hybrid・COOL
環境に選ばれる
大型トラックを目指して。
  • 大型トラックの特徴を活かし日本の道路事情にマッチする、理想のハイブリッドシステムをめざして。
    変えたのは、大型トラックに
    ハイブリッドシステムは不向きという、常識。

    高速道路を走行することが多く加減速の少ない大型トラックにハイブリッドシステムは、不向きとされていました。
    日野は、大型トラックの燃費性能を向上させることで、CO2排出量の削減にも貢献するため、この常識を打ち破る新たな開発を決意。大型トラックにふさわしい、新システム完成へたどり着きました。

    • 大型トラック走行分析 高速道路57% 一般路43%
  • 「頻繁な下り坂」と「大きな車重」に着目。
    大型トラックならではのハイブリッドへ。

    日野は、勾配の多い日本の高速道路事情と大型トラックの車重に着目しました。頻繁に現れる下り坂で、“大きな車重”を活用し“大きな運動エネルギー”を回収。平坦路の走行時には、その回生パワーを活用したモーター走行を行い、燃料節約に寄与します。

    • 車種別走行エネルギー比較 小型トラック・大型路線バス・大型トラック
  • 輸送能力の向上と燃料費の削減に貢献。

    軽量かつ低回転・高トルクを誇る9L・A09Cエンジンは、パワーと燃費性能を高水準に 両立。燃料消費量の削減に貢献します。

  • 経費を減らすために、働き方を変えるために、ハイブリッドシステムを使用した新しい電動冷凍車。
    直結式の「経済性」とサブエンジン式の「冷凍性能」。
    お互いの長所を兼ね備えた、画期的な冷凍システムがここに。
    • サブエンジン式冷凍車
    • エンジン直結式冷凍車
  • システムの作動状態をメーターに表示。

    ハイブリッドシステムの状態をリアルタイムに伝える専用画面をメーター部マルチインフォメーションに装備。システムの動作状況を正確に把握でき、省燃費運転をより力強くサポートすることで、ドライバーの燃費への意識を高めます。

    • システムの作動状態をメーターに表示
    • ハイブリッドシステム動作イメージ
    • ハイブリッドシステム構成
    ハイブリッドシステム構成
    信頼性・耐久性に優れたパラレル方式を採用。

    ハイブリッドシステムには、日野が長年培った実績のあるパラレル方式を採用。専用に開発されたエアシリンダー式クラッチと12段式のオートトランスミッション、さらには高出力・大容量のリチウムイオンバッテリーなどによる構成で信頼性・耐久性にも優れたシステムとなっています。

    (当社従来品との比較)

    • バッテリーマネジメント&トルク配分制御
    道路勾配先読み制御(バッテリーマネジメント&トルク配分制御)
    100km先の道路の標高情報を“先読み”。バッテリー制御などで電力を効率よく使用し、燃費効率をサポート。

    GPSから受信した自車位置より、内蔵されている全国の主要な道路の情報から、進路の勾配情報をリアルタイムに構築。その情報をもとにAIがバッテリー使用の概略シナリオを作成します。その後も10km毎に細かく予測の補正を続け、燃費効果をサポートするためのバッテリー制御を行います。
    また、経路学習機能により、停車予想したサービスエリア等から離れている場合は積極的に走行をアシストし、予測経路に応じ必要な電力のみ効率的に蓄えます。

    • 非常時に役立つ給電端子を全車標準装備
    非常時に役立つ給電端子を全車標準装備。

    電力を取り出すための外部給電アウトレットを全車標準設定。非常時に電力が必要な場合にHEVバッテリー電力を使用することができます。

    ※「外部給電器」(別売り)を通して家電が使用できる電力への変換が必要です。

クールハイブリッド

Photo:日野プロフィア COOL Hybrid 撮影用特別仕様車 ■写真はイメージです。写真は合成です。

日野プロフィア COOL Hybrid 撮影用特別仕様車
回生パワーで生み出す電力を
冷凍・冷蔵にも活用。
  • クールハイブリッドシステム構成
    回生エネルギーを利用してコンプレッサーを駆動するハイブリッドの利点を活かした冷凍性能。

    走行中に回収した回生エネルギーを大容量バッテリーに蓄え、その電力で走行だけでなく、冷凍コンプレッサーも駆動。これまでになかった、ハイブリッド車ならではの冷凍方式は、メンテナンスの手間や燃料費の負担の軽減に貢献できる、画期的なシステムとなっています。

    • クールハイブリッドシステム構成
  • 冷凍能力
    車両の走行状態に影響をうけず、最適な温度を維持。

    車両のアイドリング時や低速走行時でも安定した高い冷凍能力を発揮。サブエンジン式と同等の能力を、低燃費、低騒音のハイブリッドシステムで実現しています。

    • 車速別冷凍能力
    • 外気35℃での庫内−20℃到達時間
    予冷能力
    予冷時間の短縮で、事前準備の手間も短縮。

    高出力モーターの採用によって、“冷やす力”もいちだんと向上。特に、予冷時間が大幅に短縮されるため、出発前の準備も短時間で行えるようになりました。
    同時に、時間短縮による運行経費の削減に寄与します。

    • エンジン停止時での庫内品温維持目安時間
    冷凍性能
    休憩、荷待ちなどのエンジン停止時でも冷却可能に。

    大容量バッテリーによるコンプレッサー駆動は、エンジン停止時にも、冷凍・冷蔵を一定時間可能にします。休憩や荷待ちの際にもアイドリングを続ける必要がありません。

    • オールインワンの構造で、メンテナンスコストを削減。
    メンテナンス
    オールインワンの構造で、メンテナンスコストを削減。

    冷凍・冷蔵をハイブリッド用バッテリーの電力で行う、日野プロフィア COOL Hybridは、従来のサブエンジン式・直結式に比べ、車両側への配管・ベルトの無いシンプルな構造です。したがって、それらの部品交換やサブエンジンのオーバーホールなどのメンテナンスの手間が省け、コストの削減にも寄与します。

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