2017年04月20日 |
大型および中型バスのリコールについて |

リコール届出番号 4041 リコール開始日 2017年 4月21日 対象車両をご愛用のお客様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを、心からお詫び申し上げます。 平成29年 4月20日、日野自動車株式会社は下記のリコールを国土交通省に届出しました。対象車両をご愛用のお客様には、ダイレクトメールにてお知らせ又は販売会社からご案内させていただきますので、お早めに最寄りの日野販売会社へご来社日時をお申し付けいただき、修理をお受けいただければ幸甚に存じます。 1.不具合の状況 大型路線バスにおいて、 @運転者席上側配電箱内の配線の配索が不適切なため、配線が固定用ブラケットの端部と干渉するものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、配線の被覆が損傷して短絡し、最悪の場合、扉が開閉できなくなるおそれがあります。 大型・中型路線バスにおいて、 A運転者席下側配電箱の側面スイッチの取付け位置が不適切なため、側面スイッチの端子及び配線が放送装置操作器と干渉するものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、配線の被覆が損傷して短絡し、最悪の場合、扉が開閉できなくなるおそれがあります。 B運転者席下側配電箱内の配線の配索が不適切なため、側面パネル取付け時に配線を挟み込んだものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、配線の被覆が損傷して短絡し、最悪の場合、扉の開閉ができなくなるおそれがあります。 C運転者席計器盤配線の配索が不適切なため、配線が計器盤パネルの端部と干渉するものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、配線の被覆が損傷して短絡し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し、再始動できなくなるおそれがあります。 D中扉の光電管配線端子の接続作業が不適切なため、走行中の振動で配線が断線することがあります。また、当該端子の防水処理が不適切なため、水浸入で配線が短絡することがあります。そのため、最悪の場合、中扉が開閉できなくなるおそれがあります。 2.改善の内容 @全車両、運転者席上側配電箱内の配線固定用ブラケットに保護材を追加するとともに、当該部の配線を点検し、損傷している場合は配線を補修します。 A全車両、以下のいずれかの措置を実施するとともに、当該部の配線を点検し、損傷している場合は補修します。 (1)運転者席下側配電箱の側面スイッチ端子を対策品に交換します。 (2)放送装置操作器の取付け位置を変更します。 (3)配電箱側面スイッチの取付け位置を変更します。 B全車両、運転者席下側配電箱の側面パネル取付け部付近の配線に配線保護シートを追加するとともに、当該部の配線を点検し、損傷している場合は補修します。 C全車両、運転者席計器盤パネルに保護材を追加するとともに、当該部の配線を点検し、損傷している場合は補修します。 D全車両、光電管配線の接続部を補修します。 ![]() 3.対象車両 1)日野自動車株式会社が製作している大型および中型バスが対象となります。 2)商品名は、「日野ブルーリボン」、「日野ブルーリボンハイブリッド」および「日野レインボー」です。 3)型式、車台番号の範囲、製作期間、対象台数は次の通りです。
<ご注意> 1. 車台番号の範囲には対象とならない車両もありますので、詳しくは最寄りの日野販売会社にお問い合わせください。 2. 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。 ------------------------------------------------------------------------------------ お問い合わせ先: 日野自動車株式会社 お客様相談窓口 フリーダイヤル 0120−10−6558 オープン時間:月曜〜金曜(除く祝祭日)9:00〜12:00, 13:00〜17:00 |
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