2016年01月26日 |
小型バスのリコールについて |

リコール届出番号 3743 リコール開始日 2016年 1月27日 対象車両をご愛用のお客様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを、心からお詫び申し上げます。 平成28年 1月26日、日野自動車株式会社は下記のリコールを国土交通省に届出しました。対象車両をご愛用のお客様には、ダイレクトメールにてお知らせ又は販売会社からご案内させていただきますので、お早めに最寄りの日野販売会社へご来社日時をお申し付けいただき、修理をお受けいただければ幸甚に存じます。 1.不具合の状況 1.小型ノンステップバスのスタータリレーにおいて、接点の構造が不適切なため、始動時にスタータが噛み合わなかった場合に流れる電流により、当該接点が荒れるものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、当該接点が溶着し、最悪の場合、スタータが焼損するおそれがあります。 2.小型ノンステップバスの扉において、 @扉の位置を検知するスイッチの回路が不適切なため、当該スイッチがオンになった際、接点に定格値を超える電流が流れ、接点が荒れるものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、接点どうしが導通したままとなり、最悪の場合、扉が閉められなくなるおそれがあります。 A乗客の挟み込みを検知するスイッチの接点構造が不適切なため、スイッチの作動頻度が少ない場合、当該接点に生成したシリコン被膜により、導通不良になるものがあります。そのため、スイッチが機能せず、最悪の場合、乗客が扉に挟まれるおそれがります。 B扉開閉用エアシリンダの電磁弁とエア配管の容量が不適切なため、扉の開閉中に反転操作を行った場合、扉が通常より速く動くことがあります。 2.改善の内容 1.当該スタータリレーを対策品に交換します。 2.@スイッチの回路に抵抗を追加するとともに、スイッチを新品に交換します。 A当該スイッチを対策品に交換するとともに、当該スイッチの回路にリレーがないものはリレーを追加します。 B電磁弁を対策品に交換するとともに、後扉用エアシリンダへのエア配管の容量が不足しているものは配管を追加します。 ![]() 3.対象車両 1)日野自動車株式会社が製作している小型バスが対象となります。 2)商品名は、「日野ポンチョ」です。 3)型式、車台番号の範囲、製作期間、対象台数は次の通りです。
<ご注意> 1. 車台番号の範囲には対象とならない車両もありますので、詳しくは最寄りの日野販売会社にお問い合わせください。 2. 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。 ------------------------------------------------------------------------------------ お問い合わせ先: 日野自動車株式会社 お客様相談窓口 フリーダイヤル 0120−10−6558 オープン時間:月曜〜金曜(除く祝祭日)9:00〜12:00, 13:00〜17:00 |
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