タイ日野製造、新たな車両開発・生産拠点の定礎式を実施

経営

2019年7月26日
No. 19-033

 日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:下義生、以下日野)とタイにおける生産子会社の日野モータース マニュファクチャリング タイランド(本社:サムットプラカーン県 サムロン、社長:ソムチャイ プラインケァウ、以下タイ日野製造)は、726日にサムットプラカーン県バーンボーにて、新たな車両開発・生産拠点「スワンナプームものづくりセンター」の定礎式を実施しました。式典には、タイ工業省副政務次官のアピチン ショーティガサティアン様といったご来賓をお招きし、タイ日野製造社長のソムチャイ プラインケァウ、日野専務役員の皆川誠らが参列しました。

 日野は「Challenge20251」において、お客様と社会へ継続的に価値を提供していくため、グループを挙げて事業構造の変革を進めています。この新拠点では、タイ国内の商品企画・開発・生産の機能を集約・強化し、ASEAN最適車の現地での一貫した商品化・生産供給を行う計画です。

 タイ日野製造社長のソムチャイ プラインケァウは「この新拠点は、単なる生産拠点ではなく、ASEAN初の"ものづくりセンター"となります。全従業員が親しみと誇りを持ち、品質の高い製品を低コストで生産する、安全かつ環境に配慮した最新のモデル工場です。この"ものづくりセンター"が、ASEAN地域のニーズにお応えするトラックを生み出してお客様に最高の価値を提供するとともに、地域社会、そしてタイに新たな価値を創造していきたいと考えています。」と語りました。

 日野の専務役員である皆川は「日野は、お客様と社会に継続して価値を提供していくための事業基盤強化に向け、各地域で現地化を進めています。今後も大きく発展が期待されるアセアン地域においては、ここタイをアセアンの中核拠点と位置づけ、アセアン地域のお客様に競争力のある商品をタイムリーに提供できるように、この"ものづくりセンター"を開設することになりました。日野自動車がタイおよびアセアン地域のお客様そして社会に対し、今までも、そして今後も継続的に貢献できることを喜ばしく思います」と語りました。

 日野は、「もっと、はたらくトラック・バス」をスローガンに掲げ、その実現に向けて「安全・環境技術を追求した最適商品の提供」「最高にカスタマイズされたトータルサポート」「新たな領域へのチャレンジ」の3つの方向性に注力しています。お客様や社会に継続的に価値を提供していくために、常にチャレンジを続けてまいります。

120181030日公表

定礎式_1.jpg定礎式_2.JPG

<拠点概要>

名称 スワンナプームものづくりセンター

所在地

サムットプラカーン県 バーンボー郡

敷地面積 40万㎡
機能 日野車の商品企画、開発、生産
生産品目 中・小型トラック、バス
稼働開始 2021年予定
従業員数 1,300名 (稼働開始時点)
投資額 115億円

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