日野自動車、ダカール・ラリー2024に参戦

2023年10月17日

 日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:小木曽聡)は、202415日~19日、サウジアラビアを舞台として開催されるダカール・ラリー2024に、「日野チームスガワラ」(代表:菅原照仁、総監督:小木曽聡)として参戦します。1991年に日本の商用車メーカーとして初めて同ラリーに参戦し、2023年大会ではトラック部門総合10位を獲得、また、32回連続完走を達成しました。

 5度目のサウジアラビア開催となる2024年大会では、2023年大会に参戦したボンネット車両(HINO600 Series)をベースに、走り続けるための信頼性をさらに高める改良を施し、極限までロスタイムを減らすことで上位を狙う車両を開発しました。また、歌舞伎の隈取をモチーフとした新たなデザインを採用しました。
 本年はダカール・ラリーに参戦する国内販売会社メカニックの選考会を再開し、公募から選抜された栃木日野および愛知日野より計2名がチームに参加、サポート体制の強化とこれからを担うメカニックの成長にも再度注力し、33回目となるダカール・ラリーに挑みます。

 

 

■菅原照仁(チーム代表、ドライバー)
 2023年大会では日野自動車を取り巻く環境が非常に厳しい状況の中、多くの方々にご支援、ご声援をいただき、参戦を続けることができました。チームを代表し、改めまして感謝申し上げます。
 死の砂漠と形容されるエンプティ・クウォーターの最深部に足を踏み入れることになる2024年大会は、益々過酷さを増し、飛躍的に難易度が上がっています。そのような中、2023年大会以上の結果を残すべく、速さはもちろんのこと、これまで以上にタフな強い車を目指し、日野自動車の開発スタッフと共に2024年大会へ向けた準備を着々と進めておりますので、是非ご期待下さい。

 

■車両スペック表

ドライバー:菅原照仁
ベース車両 HINO 600シリーズ
エンジン型式 A09C-TI(ターボインタークーラー付き)
エンジン形式 ディーゼル4サイクル直列6気筒
排気量 8.866L
エンジン最高出力 800PS (588kW)/2800rpm
エンジン最大トルク 248kgm (2430Nm)/1600rpm
駆動方式 フルタイム4WD
トランスミッション AT(前進6速・後退1速)
トランスファー Hi-Loレンジ切替付、センターデフロック付
タイヤ XZL 14.00R20
車両重量 8,290㎏
全長 6,620㎜
全幅 2,500㎜
全高 3,320㎜
ホイールベース 4,170㎜
燃料タンク 800L

 

以上

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