ダカールラリー2018コース概要が決定!
2017年4月27日
No. PD18-03
ダカールラリー2018の大会概要が、主催者であるA.S.Oより発表されました。次回は、ダカールラリー40回目、そして南米に舞台が移って10回目という節目の記念すべき大会となります。

A.S.Oは、ダカールラリー2018の開催国に、2013年以来5年ぶりとなるペルーを加えることを発表しました。ダカールラリー2018は、ペルー、ボリビア、アルゼンチンの3カ国での開催となります。レースは、ペルーの首都リマからスタートし、ボリビアに向かってアンデス山脈を南下、チチカカ湖の脇を通り、標高3600mのボリビアの首都ラパスで休息日を迎えます。その後、ボリビアを縦断し、アルゼンチンの第2の都市コルドバでゴールを迎えるという全14ステージでの戦いとなります。また、次回大会は、ループコース(スタート地とゴール地が同ビバーク地となるコース)が2ステージ、マラソンステージ(連続する2ステージ間のビバーク地でアシスタンス車両のサポートが受けられないステージ)があることが特徴です。高地や砂丘が待ち受け、3ヶ国の地形が全く異なる特徴を持った次回のコースも、非常に過酷なレースとなることが予想されます。
ダカールラリー2018大会概要
開催国 | ペルー・ボリビア・アルゼンチン |
---|---|
走行距離 | 未発表 |
日程 | 2018年1月6日 スタート (ペルー・リマ) 2018年1月12日 休息日 (ボリビア・ラパス) 2018年1月20日 ゴール (アルゼンチン・コルドバ) |
<ルート>
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日付 | ステージ | スタート | ゴール |
---|---|---|---|
1月6日(土) | ステージ1 | リマ(ペルー) | ピスコ |
1月7日(日) | ステージ2 | ピスコ | ピスコ |
1月8日(月) | ステージ3 | ピスコ | サン・ファン・デ・マルコナ |
1月9日(火) | ステージ4 | サン・ファン・デ・マルコナ | サン・ファン・デ・マルコナ |
1月10日(水) | ステージ5 | サン・ファン・デ・マルコナ | アレキパ |
1月11日(木) | ステージ6 | アレキパ | ラパス(ボリビア) |
1月12日(金) | 休息日 | ラパス | |
1月13日(土) | ステージ7 | ラパス | ウユニ |
1月14日(日) | ステージ8 | ウユニ | トゥピサ |
1月15日(月) | ステージ9 | トゥピサ | サルタ(アルゼンチン) |
1月16日(火) | ステージ10 | サルタ(アルゼンチン) | ベレン |
1月17日(水) | ステージ11 | ベレン | チレシト |
1月18日(木) | ステージ12 | チレシト | サンフアン |
1月19日(金) | ステージ13 | サンフアン | コルドバ |
1月20日(土) | ステージ14 | コルドバ | コルドバ |
「Dakar Rally World Tour in TOKYO 2017」開催

スペイン、オランダ、イタリア、中国を回った「ダカールラリーワールドツアー」が4月22日(土)に東京で開催され、A.S.Oの担当者が来日し、次回のダカールラリー2018のコース概要などのプレゼンテーションを行いました。また、ダカールラリーに関係の深い日本人として、日野チームスガワラの菅原義正氏、照仁氏の親子ドライバーと、ダカールラリーに日本人として初めて参戦した風間深志氏がトークショーを行い、今年初めてダカールラリーに参戦した息子の晋之介氏もビデオ通話で参加し、親子対談が実現しました。菅原義正氏は、ダカールラリーの魅力について「この次はうまくいくだろうと思って参戦するが、なかなかうまくいかない。終わりがないところが魅力だ。」と語りました。また照仁氏は、親子で参戦することについて、「最初は、父の車に乗り、父がドライバー、自分がナビゲーターとしてレースに参戦した。その時は、それほど感じなかったが、2台体制となり、自分がドライバーとして乗ることになった時、責任の重さを痛感し、父の偉大さを感じた。」と語りました。