ダカールラリー2016がボリビアへ入国
2016年1月8日
No. PD16-16
2号車が快調にSS総合17位を記録
ダカールラリー2016は7日、ボリビアへ入国し、フフイ~ウユニ間で327㎞の競技を行った。コースはまずアルゼンチン北部のフフイから281㎞のリエゾン(移動区間)で国境を越えてボリビアへ。そこから平均標高4000mに及ぶ高地にSS(競技区間)が設定された。路面は丘陵を縫って走る荒地のピスト(未舗装路)からワジ(枯れ川)、峠越えなど大きく変化。雷雨の影響もあって水たまりや濡れて滑りやすい路面も多かった。また、後半の峠越えで今大会最高の4700m地点を通過した。

この日はマラソン行程の2日目のため参加者たちはフフイで整備を受けられないままSSに臨んでいる。2号車のスローパンク1本のほかはノートラブルで前日の走行を終えた日野チームスガワラの2台の日野レンジャーはこの日も快調に走行。2号車菅原照仁/杉浦博之組は適度に攻めた走りでトラック部門総合17位/排気量10リットル未満クラス1位、1号車菅原義正/高橋貢組も到着は暗くなってからとなったが総合38位/クラス3位で無事にゴールした。
SS終了後33㎞のリエゾンで到着したウユニのビバークは軍の駐屯地。ダカールラリーが訪れるのは3年目だがトラック部門は今回が初めてである。標高が3500mあり、昼間は日差しは強いが風は冷たい。夕暮れとともに強い風と小雨が降り始め、気温は大きく低下。メカニックにとっては再び厳しい環境での作業となった。
菅原義正/崖っぷちの細い道や切り返さないと曲がれないコーナーなどトラックには怖いところがいっぱい。標高の高いところは頭痛もしないし何故か全く平気です。
高橋貢/SSゴールにあまりに多くの観客が詰めかけたようで、ゴールの場所が5㎞手前になっていてびっくりしました。景色のきれいなところもあり、楽しめました。
菅原照仁/今日は路面が色々と変化する中でとにかく全開の走行を続けてきました。今年のサスペンションは路面や速度の変化にかかわらずとても良い操安性と乗り心地をもたらしてくれるので気持ちよく走れています。
杉浦博之/今日は標高の高いところで気分がすぐれなくなりました。4000mを越えると影響があるようです。


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