ダカールラリー2016出場台数とコースの詳細が決定

2015年12月23日
No. PD16-08

ダカールラリー2016の出場台数とコースの詳細が発表されました。2016年大会は、前回比15%減の合計354台のレーシングマシンが出場します。トラック部門の走行距離は、競技区間は4,320㎞、移動区間は4,719kmとなり、前回に比べ880㎞延長された合計9,039㎞で順位が競われます。

車検を終えた日野チームスガワラの「HINO700 ZS」と「ハイラックス」
車検を終えた日野チームスガワラの「HINO700 ZS」と「ハイラックス」

日野レンジャー1号車はゼッケン「528」、2号車は「519」

全部門の出場車両と出場選手が決定し、ゼッケンが発表されました。ダカールラリーのゼッケンは部門ごとに数字の割り振りがされており、前回大会の順位をもとに小さい番号から割り当てられます。2輪部門は1番から、クワッド部門は250番、4輪部門は300番、トラック部門は500番から始まります。それ以外にも、大会運営車やチームのサポートカーにもゼッケンが割り当てられていきます。日野レンジャーの1号車は528番、2号車は519番が割り当てられました。出場車両はすべての部門で減少し総勢355台となりました。トラック部門は、前回比12%減の56台がエントリーしました。ヨーロッパからの出場車両は、11月下旬にフランスで車検を受けたのちに、船積みされアルゼンチンへ向けて出港しました。

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DAFGINAFIVECOKAMAZHINOLIAZ
646421
MANMAZMERCEDESRENAULT
TRUCK
SCANIATATRA
1631418

コースの詳細が決定、マーク・コマによる初めてのコース設定

一人で運転しなければならないため、他部門以上にドライビングテクニックとナビゲーションテクニックが問われる2輪部門で、5度の総合優勝を経験したマーク・コマ(スペイン)が主催者のスポーツディレクターに就任し、ダカールラリーのコース設定を初めて行いました。今大会では、チリとペルーが開催を辞退し、同国の有する広大な砂漠での戦いが無くなり、アンデス山脈やパンパなどが主戦場となるため、山岳地帯のツイスティなワインディングや逃げ場のない細道に待ち受けるフェシュフェシュ(パウダー状の砂)などが選手の行く手を阻みます。

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 スタートゴールトラック部門 走行距離(KM)
競技区間移動区間合計
1月2日(土)スタートセレモニーブエノスアイレスロサリオ競技なし未発表未発表
3日(日)ステージ1ロサリオビジャカルロスパス258404662
4日(月)ステージ2ビジャカルロスパステルマスリオオンド521337858
5日(火)ステージ3テルマスリオオンドフフイ314349663
6日(水)ステージ4フフイフフイ418201619
7日(木)ステージ5フフイウユニ(ボリビア)327315642
8日(金)ステージ6ウユニウユニ295305600
9日(土)ステージ7ウユニサルタ(アルゼンチン)353440793
10日(日)休息日サルタ---
11日(月)ステージ8サルタベレン393373766
12日(火)ステージ9ベレンベレン285111396
13日(水)ステージ10ベレンラリオハ278485763
14日(木)ステージ11ラリオハサンフアン431281712
15日(金)ステージ12サンフアンビジャカルロスパス267599866
16日(土)ステージ13ビジャカルロスパスロサリオ180519699
ゴールセレモニー
合計432047199039

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