ダカールラリー2012、アルゼンチンで順調に最終調整を実施

2011年12月28日

菅原義正号のカーナンバーは521番、菅原照仁号は508番に決定。

ダカールラリーが2009年から南米大陸での開催に変更されてから、日野チームスガワラはアルゼンチンのブエノスアイレス郊外のサラテに位置するToyota Argentina S.A.(TASA)の協力のもと、工場の一角を間借りし準備拠点としています。1月1日のレーススタートまで残りわずかとなり、順調に最終調整を進めています。菅原義正ドライバーは、現地で仕上がった日野レンジャーのテスト走行を終え、「チームの努力で最高の出来上がりです」と万全です。

チームの今後の予定は以下の通りです。

12月28日 TASA主催 参戦合同発表会(アルゼンチン・サラテ)
12月29日 大会主催者による車両検査(アルゼンチン・マルデルプラタ)
12月31日 スタートセレモニー(アルゼンチン・マルデルプラタ)
1月1日 レーススタート(アルゼンチン・マルデルプラタ)
1月15日 レースゴール(ペルー・リマ)

日野レンジャーのTASA工場搬入
日野レンジャーのTASA工場搬入
TASA工場で準備が進められる
TASA工場で準備が進められる

ダカールラリーのレース車の証となるカーナンバーは、29日に車両検査を終えると車両に貼り付けられます。トラック部門のカーナンバーは500番から割り当てられ、菅原義正ドライバーが駆る1号車は521番、菅原照仁ドライバーの新型レーシングトラック(2号車)は508番に決定しました。
大会主催者が発表した2012年大会のエントリーリストによれば、世界50の国と地域から合計465台(前回比15%増)がエントリーし、二輪、四輪部門の参加車のうち30%が初の参戦となります。日野レンジャーが属するトラック部門は合計76台が参戦します。

日野プロフィア
ランドクルーザー

11月下旬フランスで先に車検を終えたアシスタンスカーの日野プロフィア(左)とランドクルーザー(右)にカーナンバーを取り付け

■数字で見るダカールラリー2012

大会主催者が2012年大会の特徴的な数値について公表しました。一部抜粋してお知らせします。全世界190カ国で報道され、TV放送は10億人が視聴するという、ダカールラリーの人気を象徴するデータや、最年長ドライバーと予想されていた菅原義正ドライバー(70歳)よりも1歳年上の71歳の選手がエントリーしたなどの情報が発表されました。

4二輪、クワッド、四輪、トラック部門の4つのカテゴリーでそれぞれ優勝が争われる。
9最多優勝回数は、二輪部門で6回、四輪部門で3回の合計9回の記録をもつS・ペテランセル。単一部門での最多優勝記録はトラック部門で6回のV・チャギュイン。
14ダカールラリー2012は1月1日から15日までの14のステージで争われる。
27ダカールラリーが始まってから合計27カ国で開催されてきた。ペルーは今年初の開催国。
20, 3, 5最年少出場者はクワッド部門のA・L・ボネットで20歳3カ月と5日。
50今年参加する選手の出身国は合計50カ国。
71, 3, 19最年長出場者は四輪部門のF・C・レグナッシで71歳3カ月と19日。
190全世界190カ国で報道され、TV放送は70カ国に及ぶ。
742ドライバー、ナビゲーター、メカニックの合計742人が参戦する。
980アシスタンスチームとして合計980人が参戦する。
1,200全世界で合計1,200時間TV放送された。(2011年大会)
8,373アルゼンチンのマルデルプラタからペルーのリマまでの総走行距離は8,373km。競技区間距離は二輪・クワッド部門で4,406km、四輪・トラック部門で4,191km。
5,000,0002011年大会では、スタートのアルゼンチンからゴールのチリまでに、合計5百万人が観戦した。
280,000,000アルゼンチン政府によればダカールラリーを通じて2.8億ドルの経済効果がもたらされた。
1,000,000,0002011年大会では10億人がTV放送を見た。

引用元: 大会公式ウェブサイト 該当記事
https://www.dakar.com/dakar/2012/us/out-of-race/news-page-1.html

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