日野自動車、小型トラック「日野デュトロ」に積載量1.5tクラスを新規設定

商品・技術情報

2021年7月26日
No.21-020

都市内配送・運搬に適した取り回しやすい車両を導入、フルラインナップ化で幅広いニーズに対応

 日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:小木曽聡、以下 日野)は、小型トラック「日野デュトロ」に新たに積載量1.5tクラスを設定し、82日に発売します。

 今回新たに設定した1.5tクラスは、4ナンバーとしてフルサイズの積載力を備え、自家用ユーザーはじめ幅広いニーズにお応えする車両です。6AT車の設定車型を充実させ、都市内配送・運搬を想定した取り回しやすさが特長です。安全面では、PCS1や前進誤発進抑制機能2など2tクラス以上と同等の先進安全装備を標準搭載し、ドライバーの安全運転をサポートします。また、コンパクトな2.8Lのディーゼルエンジンを搭載し、低燃費で経費節減にも貢献します。
 全車「平成28年(ポスト・ポスト新長期)排出ガス規制3」に適合し、5MT4においては「平成27年度燃費基準+5%達成」とあわせ、エコカー減税の対象となっています。

 また、デジタル媒体を中心とした動画広告を展開しており、1.5tクラスをモチーフにした「恐竜兄弟篇」も本日より公開しています。

 この1.5tクラスは、海外向けにはHINO200シリーズとして順次展開します。それぞれの国や地域のお客様の用途に合わせて最適な商品を選んでいただけるよう、グローバルでラインナップを拡充します。

 日野は、豊かで住みよい持続可能な社会の実現を目指して、中期経営戦略「Challenge2025」において「安全・環境技術を追求した最適商品の提供」「最高にカスタマイズされたトータルサポート」「新たな領域へのチャレンジ」の3つの方向性で取り組んでいます。今後もお客様の物流におけるパートナーとして貢献できるよう、挑戦を続けてまいります。

■車両外観イメージ

日野デュトロ_1.5t.jpg

■東京地区希望小売価格(代表車型)                                      

車名・型式

仕様

エンジン

トランスミッション

価格

(税抜き)

日野デュトロ
2DG-GDY231M-TGMGC

標準幅キャブ
木製デッキ
超低床
積載量 1.5t

1GD-FTV
106kW
144PS
5速 MT

3,543,760
3,221,600円)

1 PCS(プリクラッシュセーフティ):先行車などを検知し、警報ブザーとディスプレイ表示でドライバーに危険を知らせ、衝突回避の支援を行うシステムです。PCSはトヨタ自動車株式会社の登録商標です。
2 前進誤発進抑制機能:アクセルを踏み間違えた場合等にエンジンの出力制御とブレーキ制動によって衝突回避を支援します。
3 国土交通省の低排出ガス車認定制度
4 シングルキャブの2WDは除く

以 上


SDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献】
日野では、自由に安全に効率的に、人と物が移動する「豊かで住みよい持続可能な社会」の実現を目指し、お客様・社会への価値提供として①日野車による「交通死亡事故ゼロ」、②「CO₂排出量の大幅削減」、③「お客様ビジネスの発展支援」、④「人流・物流の更なる効率化」の4つに取り組んでいます。
本件は、①日野車による「交通死亡事故ゼロ」を通じて、SDGsの以下の目標達成に貢献します。

【安心・安全で、環境にやさしく、人と物が、自由に最適に移動できる社会の実現】
交通死亡事故ゼロ、CO₂排出量の大幅削減、人流物流のさらなる効率化によって、「豊かで住みよい持続可能な社会」実現を目指します。

(参考)
SDGsと日野の戦略・取組み(PDF)
安心・安全で、環境にやさしく、人と物が、自由に最適に移動できる社会の実現

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