日野自動車、大型路線ハイブリッド連節バス「日野ブルーリボン ハイブリッド 連節バス」を新発売
商品・技術情報
2019年5月27日
No.19-019
ー 世界初、ドライバー異常時対応システム(EDSS)を路線バスに搭載安全と環境性能を追求し、乗客の大量輸送に貢献 ー
日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:下義生、以下日野)は、大型路線ハイブリッド連節バス「日野ブルーリボン ハイブリッド 連節バス」を本日発売します。
日野は、「Challenge2025※1」において、社会とお客様の課題解決に向けた「安全・環境技術を追求した最適商品」の提供を掲げています。「日野ブルーリボン ハイブリッド 連節バス」は、日本の道路事情を踏まえた車両寸法とし、ハイブリッドシステムの採用により省燃費を実現しました。また、路線バスでは世界初となる「ドライバー異常時対応システム(EDSS:Emergency Driving Stop System)」を標準装備し、高い安全性も備えています。安全と環境に配慮し、大量輸送を可能としています。
※1 2018年10月30日公表
<車両の特長>
・ 輸送性
定員120名※2という大量輸送能力を備え、乗客の利便性と輸送効率向上に貢献します。
※2 仕様により変更あり
・ 乗降性・バリアフリー
前車室はフルフラットとし後車室もノンステップエリアを広く確保するとともに、連節バスとして最適なシートレイアウトに
より、乗客の利便性、快適性を実現しています。
・ ハイブリッドシステム
小排気量でありながら十分な高出力・高トルクを発揮するA09Cエンジンを採用し、ハイブリッドシステムとAMTの
協調制御による変速の最適化を図っています。エンジンとモーターの間にクラッチを配置することでエネルギー回生効率を
向上させるとともに、モーター発進を可能にし、省燃費と環境性能を追求しました。
・ ドライバー異常時対応システム(EDSS) <路線バス世界初>
ドライバーに急病などの異常が発生した際、乗客や乗務員が非常ブレーキスイッチを押すことで、減速して停止します※3。
立席の乗客の安全性に配慮し、路線バスに適した制御としています。
減速開始と同時に、車内では赤色フラッシャーと音声アナウンスで非常時であることを乗客に伝達し、周囲へはホーンと
ストップランプ・ハザードランプの点滅で異常を知らせます。
※3 国土交通省策定「ドライバー異常時対応システム」技術指針に準拠。
[非常ブレーキスイッチ]
日野は、「もっと、はたらくトラック・バス」をスローガンに掲げ、その実現に向けて「安全・環境技術を追求した最適商品の提供」「最高にカスタマイズされたトータルサポート」「新たな領域へのチャレンジ」の3つの方向性に注力しています。お客様や社会にこれらの価値を継続的に提供していくために、多様化するお客様のニーズにきめ細かくお応えすべくチャレンジを続けてまいります。
■東京地区希望小売価格(代表車型) (単位:円)
車名・型式・仕様 |
エンジン トランスミッション |
価格(消費税抜き) |
日野ブルーリボン ハイブリッド 連節バス 120人乗り (座席36+立席83+運転席1) |
A09C-K1 7速AMT |
88,000,000 |
以 上