中間休息日のリヤドで車両をリフレッシュ 後半戦でさらなる上位進出を目指す

2026年1月11日

DPPIPRODUCTION_00004082_0012.jpg前半戦のダメージをリフレッシュするHINO600

LR-260110094139-MMPHOTO2.jpgHINO600とサポートカーが並ぶビバーク

 ダカール・ラリー2026110日、サウジアラビア中部にある首都リヤドで中間休息日を迎えた。

 この日は競技は行われず、各陣営は車両の点検~修理を集中的に行って後半戦に備える。日野チームスガワラのHINO600シリーズは前半戦を大きなトラブルなしに走り切ったが、中間日では入念な点検のほか、予定されていた消耗部品や油脂類の交換を行う。日野チームスガワラのメカニックたちは9日晩から作業に没頭し、11日未明までに完了。車両は新車のような状態に仕上がり、後半戦に向けた準備が整った。

 今大会のコースは紅海岸の都市ヤンブ―を基点にサウジアラビアの国内を時計回りに一周する広大なループ状となっている。北部の山間地を巡る前半戦は石混じりのワジ(涸れ川の底)や岩盤のガタガタ道など悪路のステージが頻出したが、南部の砂漠地帯を行く後半戦は砂丘ステージの連続に。1314日にかけてワジ・アド・ダワシルからビーシャの間で行われる今大会2回目のマラソンステージを軸に難易度の上昇も予想される。

 11日は後半戦の初日。南に向かいワジ・アド・ダワシルまでの間で462㎞の競技が予定されている。

門馬孝之
昨晩は予定されていたフロントリーフスプリングの交換を済ませました。今朝は8時半から作業を始め、後半戦に向けた重整備を計画的に進めていきます。ここまで交代で誰かが風邪をひいていましたが、ほぼ収束しました。全員で体調管理をしっかりやって後半戦の一週間を頑張ります。

鈴木誠
今年の車両は怖いぐらい壊れません。前回のトラブル対策の効果かも知れませんが、まだ砂丘は1日しか走っていませんし、正確には分らないです。サスのスプリングを柔らかくしたのでフロントは1回、リアは全行程で2回交換の予定。自分は砂塵で喉をやられました。

良川幸司
今年の販社メカニックのみなさんとは前哨戦のジェッダラリーから一緒に現場をやってきました。動きはスムーズだし積極的に提案もしてくれるし良い雰囲気で作業出来ています。車両はここまで快調でしたが、コースが厳しい後半戦のダメージが心配。みんなで気持ちを引き締めて乗り切りたいと思います。

今川博貴
下回りの点検をしていると飛び石による破損やショックアブソーバーのオイル漏れなど、競技中の入力のすごさが窺われます。ダカールの現場は日本では味わえないことの連続。チームワークが良好で仕事はやりやすく、だいぶ慣れてきました。テントも予想以上に寝やすかったです。

田澤正和
車両は快調ですが連日相応の負荷をかけて走っているので節々に緩みが出始めました。といってもここまでトラブルによる大物の交換作業はありません。ビバークで待っている間の気持ちは全力投球で良い成績を残して欲しいのと無事に帰ってきて欲しい(気持ち)の両方ですね。

菊地拓実
前半戦は忙しくてあまり記憶がありません。点検して壊れていなくても何らかの対応を施すことも多く、朝5時ぐらいまで作業することが多いです。スタート間もなく砂埃で喉が痛くなりましたが、体調管理をしっかりやって残りの一週間を楽しみたいと思います。

蒔田亮子
スタートからの一週間はあっという間でした。ビバークには多くの国、色々な文化の人がいらして改めて国際的な大会を実感。競技から戻った日野チームの車両は傷みのなさが菅原ドライバーの上手さを感じさせます。

LR-260110094107-MMPHOTO2.jpgサスペンションのメンテナンスをする今川博貴

LR-260110094033-MMPHOTO2.jpg足回りの調整をする田澤正和

DPPIPRODUCTION_00004082_0015.jpgブレーキのエアを抜く菊地拓実

LR-260110093740-MMPHOTO2.jpgブレーキメンテナンスをする良川幸司

LR-260110094219-MMPHOTO2.jpg廃油処理をする門馬孝之

缶つまパーティーをする日野チームスガワラ.jpegパーティーをする日野チームスガワラ

サイト内検索