【STAGE 1】7月7日(日)2台揃って順調にステージクリア! 新型車の2号車は総合7位でゴール

2019年7月8日
No. PD20-08


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慎重な走りを披露した1号車が総合13位でステージ1を走破

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新型車の2号車もノートラブルで総合7位と順調な滑り出し


7日(日)、シルクウェイラリー2019の競技がいよいよスタート。ロシアのイルクーツク~バイカリスク間で50㎞のSS(競技区間)が行われた。この日はイルクーツクから204kmのリエゾン(移動区間)で南へ移動。シベリアのタイガの森に設定されたSSで競技が行われた。林道を主体にしたグラベルコースで、前日の夜からの雨の影響により路面コンディションはほとんどの区間でウェット。濡れた硬質ダートのほか、マディな区間も多く、クルーにとってもマシンにとっても難しいコンディションとなるなか、SS終了後は133kmのリエゾンを経て、バイカル湖岸にほど近いバイカリスクのスキー場に設けられた最初のビバーク地へ到着した。

日野チームスガワラの2台は、このオープニングステージを順調にクリアした。チームのエースドライバーおよびチーム代表である菅原照仁とナビゲーターとして新たに加わった染宮弘和、望月裕司の1号車は路面がスリッピーとなっていたことから、リスクを避けて慎重な走りを披露。総合13位でバイカリスクのビバークに到着した。

一方、初めてトラックで競技に参戦したドライバーの塙郁夫と郁夫の次男である塙雄大、そして経験豊富な鈴木誠一がナビゲーターを務める2号車も慎重な走りを披露しており、総合7位でステージ1をフィニッシュ。ドライバー、ナビゲーターともにミスのないラリー運びを見せたほか、北米専用車をベースに開発された新型の2号車もトラブルないことから、今後の競技に期待を持たせる出だしとなった。

明日8日(月)は北東へ移動しながら、207㎞の競技を行い、その後は移動区間で北上して、ロシアでの最後のビバーク地となるウランウデへ向かう。

菅原 照仁(1号車 チーム代表兼ドライバー)
前日の雨の影響で6割以上がマットな状態。1回滑り出すとどうしようもない路面でした。いろいろとリスクがあったので数分のタイムを落としたが、クルマはまったく問題ありません。この先も大丈夫だと思います。

染宮 弘和(1号車 ナビゲーター)
ロードブックに対して実際の道がどうなっているのか、自分とのズレを合わせることに集中していました。同時に菅原選手が気持ち良く走れるようなリーディングを心がけましたが、短い区間ながらきっちりできたと思います。

望月 裕司(1号車 ナビゲーター)
路面がスリッピーで泥が深いところまでいっていたので難しいステージでした。このスピード域は初めてだったのでナビゲーションについていくのが大変でしたが、トラブルもなく順調なスタートが切れたと思います。

塙 郁夫(2号車 ドライバー)
林間のところは粘土質のダートで滑る状態でしたが、今日はウォーミングアップだったので慎重な走りを心がけました。マシンもトラブルはないし、新人のナビもミスなく完璧にできたので順調なスタートが切れたと思います。

塙 雄大(2号車 ナビゲーター)
単純に楽しかったです。ナビーゲータとしては最初のほうでロストしそうになりましたが、途中で慣れてきたのでナビをしながらドライバーの目線で走っていました。ミスもトラブルもなかったので良かったと思います。

鈴木 誠一(2号車 ナビゲーター兼テクニカルアドバイザー)
大きなトラブルもなく、順調に走ることができました。明日は長いステージですが、不安要素はありません。





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バイカリスクのビバークに到着した2台が入念な整備を受ける


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ドライバーのリクエストをヒアリングするメカニックたち



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ナビゲーターもステージ2に向けてロードブックを確認


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正確な作業を行うべく、整備項目を確認するメカニックたち

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