【DAY2:ステージ1】第1ステージを2台揃って順調にクリア

2019年1月8日
No. PD19-16

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第1ステージは排気量10リットル未満クラス
1・2フィニッシュでゴール

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「菅原義正ドライバー/櫻井亜仁ナビゲーター」の1号車

 7日(月)、ダカールラリー2019の競技がいよいよスタート。リマ~ピスコ間で84㎞のSS(競技区間)が行われた。この日はリマから247㎞のリエゾン(移動区間)で南東に移動。いったん最初のビバーク地ピスコに入り、その後ビバーク周辺でSSを実施した。ゴールもビバーク近くで事実上のループコースである。ピスコのビバークは前回大会時と同じく砂丘地帯のふもとに位置しSSも砂が中心。途中岩場の枯れ川やスピードに乗れるワインディングも登場した。
 日野チームスガワラの2台の日野レンジャーはこの砂丘ステージを順調にクリアした。チームのエース格である2号車「菅原照仁/羽村勝美」組は途中1回スタックを喫したものの総合19位/排気量10リットル未満クラス1位でゴール。また、ベテラン菅原義正がダカールラリー初挑戦の櫻井亜仁とコンビを組む1号車は通過を義務つけられたGPSポイントを1ヶ所見つけられずに戻る場面があったものの総合28位/クラス2位で無事ピスコのビバークに到着した。
 2号車はスタック脱出時にタイヤ空気圧調整装置の配管を傷めたほかサスペンションが縮んだ際にフロントタイヤがフェンダー内側に接触する新型車両らしい不具合が発生したがビバークで待機していたメカニックが素早く修復。2号車が本格的な砂丘を走るのはこの日が初めてだったが大型トラックのライバル勢にそん色ないポテンシャルを発揮し、今後の競技に期待を持たせた。
 明日8日(火)はピスコ周辺で342㎞の競技を行ったあと移動区間で南下しサン・ファン・デ・マルコナへ向かう。

原義1号車 ドライバー)
このラリーは毎日毎日を集中して進んでいくのが肝要。初日の今日はことさら慎重に走りましたがトラブルもなく順調でした。明るいうちに到着出来ましたし、明日もこの調子でいきたいです。

櫻井亜仁1号車 ナビゲーター)
シルクウェイラリーで経験があるとはいえ、トラックで本格的な砂丘を走るのは今日が初めて。着座位置が高いので最初は怖さもありましたがすぐに慣れました。GPSポイントを見つけられないミスもしましたが引き続き頑張ります。

菅原照2号車 ドライバー)
くぼ地でバックした際に砂にはまり、観客の人たちに引っ張ってもらいました。その際にエアのラインを傷めたようです。この車両で砂丘を走るのは初めてでしたが、非常にしっかり走るのでこれからが楽しみです。

羽村勝美2号車 ナビゲーター)
照仁さんとダカールラリーを走るのは今日が初めて。スピードの速さに驚きましたがナビゲーションの情報は問題なく伝えることが出来ました。明日もこのエリアで競技をするようなので間違ったワダチに惑わされないよう気をつけます。

砂丘のふもとにあるピスコのビバークに到着した1号車 0B5A9917.jpg

砂丘のふもとにあるピスコのビバークに到着した1号車

元気に初日のSSを終えた菅原義正 0B5A9943.jpg

元気に初日のSSを終えた菅原義正ドライバー

車両の様子を報告する櫻井亜仁 0B5A9951.jpg

車両の様子を報告する櫻井亜仁ナビゲーター

菅原照仁との初SSを終えた羽村勝美 0B5A9910.jpg

菅原照仁ドライバーとの初SSを終えた羽村勝美ナビゲーター

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