走行距離と出場台数が決定!!ヨーロッパからの出場車両がフランスに集結し、いよいよダカールラリーへ
2014年12月5日
No. PD15-16

2014年11月19日に、ダカールラリー主催者の本拠地であるフランスの首都パリで、ダカールラリー2015に関する記者発表会が行われ、今まで明かされていなかったステージごとの走行距離や出場が認められた選手のリストが公開されました。また、その週末の22~23日にはフランスのルアーブル港に、参戦するレーシングカーやバイク、トラック、アシスタンスカーが集められ、車検が行われました。
よりハイスピードなスプリントレースに
次回ダカールラリーのトラック部門の総走行距離は、前回より1,000kmほど短縮され、合計8,159kmの道のりで争われます。2009年に南米大陸に舞台を移して以降、2番目に短いコース設定となりました。走行距離が長い場合は、車両の耐久力を最後のゴールまでもたせるために、車両への負荷を抑える慎重な運転になる傾向にありますが、次回のように距離が短くなると車両に累積する負荷も少なくなるため、全体としてハイスピードのスプリントレースになる傾向が強くなります。また、タイムをわずかでもロスしてしまった場合、その後の走行距離が短いため取り返すことが困難になり、次回のダカールラリーも過酷なレース展開が予想されます。なお、今回の主催者発表によると、ボリビアへの入国が予定されていた1月10日のステージ7は、トラック部門のみ入国せず、チリ国内でマラソンステージ*を行います。
また、出場車両のリストが発表され、その台数は合計416台(前回は438台)となりました。トラック部門には、64台(前回は71台)がエントリーしました。
ステージごとの走行距離や部門ごとの出場台数は以下の通りです。
*マラソンステージ・・・連続する2ステージの間のキャンプ地で、アシスタンス車両とチームメカニック、スタッフのサポートが受けられないステージ。そのため、ドライバーとナビゲーターは車載した部品と工具のみで自ら車両の整備を行わなければならない。
<ステージごとの走行距離>
(km)
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日付 | ステージ | 出発地 | 到着地 | リエゾン (移動区間) | SS (競技区間) | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
1月3日 | セレモニー | スタートセレモニー (ブエノスアイレス) | ||||
4日 | SS1 | ブエノスアイレス | ビジャカルロスパス | 663 | 175 | 838 |
5日 | SS2 | ビジャカルロスパス | サンフアン | 315 | 331 | 646 |
6日 | SS3 | サンフアン | チレシト | 258 | 284 | 542 |
7日 | SS4 | チレシト | コピアポ | 594 | 174 | 768 |
8日 | SS5 | コピアポ(チリ) | アントファガスタ | 239 | 458 | 697 |
9日 | SS6 | アントファガスタ | イキケ | 370 | 255 | 625 |
10日 | SS7 | イキケ | マラソンステージ | 101 | 335 | 436 |
11日 | SS8 | マラソンステージ | イキケ | 0 | 271 | 271 |
12日 | 中間休息日(チリ・イキケ) | |||||
13日 | SS9 | イキケ | カラマ | 88 | 451 | 539 |
14日 | SS10 | カラマ | サルタ(アルゼンチン) | 501 | 359 | 860 |
15日 | SS11 | サルタ | テルマスデリオオンド | 326 | 194 | 520 |
16日 | SS12 | テルマスデリオオンド | ロサリオ | 726 | 298 | 1,024 |
17日 | SS13/ セレモニー | ロサリオ | ゴールセレモ二ー (ブエノスアイレス) | 219 | 174 | 393 |
合計 | 4,400 | 3,759 | 8,159 | |||
(前回実績) | (3,976) | (5,212) | (9,188) |
<部門ごとの出場台数>
(括弧内は前回の台数)
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二輪部門: | 164台(175) |
---|---|
クワッド(四輪バギー)部門: | 48台(41) |
四輪部門: | 140台(151) |
トラック部門: | 64台(71) |
合計: | 416台(438) |
ヨーロッパからの出場車両がフランスに集結!
ダカールラリーの出場チームの多くは、ヨーロッパを拠点に活動をしており、ダカールラリーが近付くと主催者からの招集により、フランスのルアーブル港へ車検を受けに集まります。車検に合格したレーシングカーやバイク、トラック、アシスタンスカーをはじめ、主催者やマスコミの使用するオフィシャルカーやトラック、バスなどすべての車両の台数は今回645台にのぼり、主催者がチャーターする自動車船に積み込まれました。日野チームスガワラのアシスタンスカー・トラックはフランスのガレージに保管されているため、2台のハイラックスとHINO700 Series ZSも車検の招集を受け、無事に合格して自動車船に積み込まれました。船は、12月下旬にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに到着し、大みそかの12月31日にチームに引き渡されます。


<トピックス>ガズーレーシングフェス2014に出展
日野自動車は、11月23日に富士スピードウェイで開催された「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL(主催:トヨタ自動車)」に、ダカールラリー2014に参戦した日野レンジャーを出展し、運転席への乗車体験のほかに、菅原照仁ドライバーによる同乗走行体験を行いました。また、センターステージでは、菅原義正ドライバーも駆けつけ菅原照仁ドライバーと、チームランドクルーザーの三橋淳ドライバーと三浦昴ナビゲーターとともに、「ダカールラリートークショー」でファンを魅了しました。最後に、すべての参加車両とドライバーがホームストレートのグリッド上に並び、ファンサービスを行いました。晴天のもと3万8,000人ものファンが集まり、選手との交流を楽しんでいました。


