日野チームスガワラ、ダカール・ラリー2026「参戦報告会」を実施
イベント
2026年2月25日
日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:小木曽聡)は、2026年1月3日~17日、サウジアラビアで開催されたダカール・ラリー2026に「日野チームスガワラ(代表:菅原照仁氏、総監督:小木曽聡)」としてHINO600シリーズで参戦し、トラック部門15位でゴールしました。
本日、凱旋帰国した日野チームスガワラのメンバーによる、「参戦報告会」を日野本社で実施しました。
冒頭、チーム代表 兼 ドライバーの菅原照仁氏とナビゲーターの染宮弘和氏が2週間のラリーを振り返り、続いて各メンバーがサウジアラビアで撮影した写真を見ながら、レース期間中ならではの体験談を語りました。チームメンバーからの報告の後、日野自動車ダカールプロジェクト担当執行職の脇村誠より、チームメンバーへねぎらいの言葉が贈られました。
レースを振り返る菅原照仁氏
以下はダカール・ラリー2026を終えた販売会社選抜メカニックの、自身の今後に向けて、将来メカニックを目指す方に向けてのコメントです。
全国の販売会社から選出されたメカニック(左から田澤正和、今川博貴、菊池拓実)
■メカニック 西東北日野自動車 田澤正和(たざわ まさかず)
前半はトラブルもなく順調に折り返すことができましたが、後半は転倒や車両トラブルが発生して体力的・精神的に厳しい場面もありました。そんな中でもチームで支え合い、35回連続完走をすることができました。応援ありがとうございました。
販売会社へ帰任後はこの経験を生かして自分自身日々精進することはもちろん、若いメカニックの教育、さらにメカニックの垣根を超えて挑戦する気持ちを伝えていきたいです。
今後選抜されるメカニックの皆さんへ、ダカール・ラリー販売会社選抜メカニックのバトンはしっかりつなげたので次回も必ず完走を! 一緒に日野ブランドを盛り上げていきましょう。
■メカニック 南関東日野自動車 今川博貴(いまがわ ひろき)
ダカールは一筋縄ではいかないと実感しました。前半は順調でしたが、後半に畳みかけるようにトラブルが重なり、終夜整備も増え、気づけば完走していました。チーム全員でゴールまで車両を運べて良かったです。
販売会社に戻り、レース活動の楽しさ、厳しさの先にある達成感など、学んだことを多くの人に伝え、次のメカニックにバトンを渡したいと思います。
この経験と知識は普段得られない貴重なものです。車両製作からレースまで携わり、市販車と異なる競技車両ならではの部分も学びつつ、日々新しいことに挑戦し、有意義な時間を過ごせます。自分たちの製作した車両が走る姿を最初に見たときは感動的でした。活動の集大成となる2週間、共に戦った仲間は一生の宝物です。多くの人に活動へ挑戦してほしいです。
■メカニック 広島日野自動車 菊池拓実(きくち たくみ)
前半は順調でしたが、後半はトラブルが続くというダカールらしい過酷さを味わいました。連日の長時間にわたる整備で仲間との絆も深まり、完走した時の喜びは格別でした。2週間の大冒険はあっという間でした。
車両製作やレース中などの場面で、今までになかった技術的な学びがありました。販売会社に戻ってその学びを生かしながら、自分以外の仲間にも伝えていきたいです。
ダカールは生涯忘れられない貴重な経験です。日野の販売会社で整備している方には参加するチャンスがあります。世界を舞台に大冒険したい、もっと技術的にも精神的にも成長したいと考えている方にはぜひ実際の現場で体験してほしいです。
以下はダカール・ラリー2026を終えたメンバーの、今後に向けてのコメントです。
過酷なコースを走り切った3選手(左から染宮弘和氏、菅原照仁氏、望月裕司)
■代表 兼 ドライバー 菅原照仁(すがわら てるひと)
参戦にあたりご協力、ご声援をいただきありがとうございました。今大会も後半にトラブルが続き厳しい結果となってしまいましたが、初年度から続いている完走記録の更新は何とか果たすことができました。これもひとえに皆様のサポートがあってこそと感謝いたします。
車両やチームは年々強くたくましく成長しているものの、結果が示す通り、上位を目指すにはまだまだ足りない点がたくさんあると痛感しました。さらなる高みを目指し、もっともっと上位で戦えるチーム作りを進めていきます。今後の日野チームスガワラにぜひご期待下さい!
■ナビゲーター 染宮弘和(そめみや ひろかず)
皆様、たくさんの応援ありがとうございました。今年のダカールのナビゲーション難易度は中の上でした。一部トリッキーな箇所もありましたが、何とか制覇しました。スタート直前に修正された箇所で皆ロストしていたので、次回以降要注意したいと思います。
長く厳しい戦いでしたが、何とか車両をゴールまで運び完走記録を伸ばすことができました。目標は上位入賞のため手放しで喜べる状態ではありませんが、様々なトラブルを乗り越えられる強いチームであることは証明できました。既に来年に向けての戦いは始まっています。これからも応援をよろしくお願いいたします。
■ナビゲーター 兼 メカニック 日野自動車 望月裕司(もちづき ゆうじ)
今大会もリタイヤに直結するようなトラブルが発生してしまいましたが、乗員メカニックとして車両をゴールまで運ぶことができたことをうれしく思います。現場で大変な時、皆様からの応援が心の支えになりました、本当にありがとうございました。
次回に向けて、選手目線でトラブルの原因を深堀りし再発防止に全力で取り組みたいと思います。連続35回完走記録を更新できましたが、完走ありきではなく 「勝てる」チームに成長できるよう微力ながら支えていきたいです。
開発責任者の土屋拓麻と現地でサポートをした門馬孝之、蒔田亮子(左から土屋 門馬 蒔田)
■チームマネージャー 日野自動車 門馬孝之(もんま たかゆき)
今年のチーム体制は昨年より2名増員、例年の販売会社選抜メカニックに加え新たなメンバー・役割を加え参戦しました。
参戦メンバーには期待通りに活躍してもらい、ラリーの運びも序盤から終盤手前までは順調でしたが、終盤ステージ10の転倒やトラブルの再発で昨年に続き悔しい結果となりました。次年度はレース車両への対策と体制面の更なる成熟を図り、更なる上位に挑戦出来る様に励みます。
■開発責任者 日野自動車 土屋拓麻(つちや たくま)
今回のレースに向けて改善したサスペンションはコース特性に合い、狙い通りのパフォーマンスを発揮できました。一方、前回大会でトラブルに見舞われたトランスファーは、対策を施して臨んだものの再発してしまった点が非常に悔やまれます。このような中でも無事完走を果たすことができたのは、チームメンバー全員の努力の結果です。
また、日ごろからご支援いただいている協賛会社の皆様にもこの場を借りて感謝申し上げます。今後も、良い車づくりを続けてまいります。引き続き、皆様のご支援とご声援をよろしくお願いいたします。
■サポートカードライバー 兼 広報 日野自動車 蒔田亮子(まきた りょうこ)
チームへたくさんの応援をいただきありがとうございました。Instagramを中心としたSNSへの投稿、デイリーレポート写真などリアルタイムで現地の状況が伝わるように発信してきました。お楽しみいただけたでしょうか。
ラリー開催期間は2週間と限られた時間ですが、チームメンバーの活躍、世界レベルの競技者たち、異国の文化などまだまだ伝えきれていない内容が盛りだくさんです。今後、さらなる情報発信をしていきますのでぜひご期待ください。
以上
<関連リンク>
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