多彩に変化するロングSSを10位で走破 累積順位でクラス8位をキープ

2026年1月13日

砂丘を下るHINO600.jpg砂丘を下るHINO600

隠れた岩や石に注意し走行するHINO600.jpg隠れた岩や石に注意し走行するHINO600

 112日はサウジアラビア南西部の町、ワジ・アド・ダワシルを基点にしたループコースで483㎞のSS(競技区間)が行われた。4輪部門のトラッククラスにHINO600シリーズで参戦している日野チームスガワラ(菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組)は4輪総合93位、トラッククラス10位でゴール。累積順位を4輪部門総合85位としてクラス8位をキープした。

 SSはワジ・アド・ダワシルの南方が舞台。サウジアラビア南西部の砂漠地帯らしい変化に富んだもので、序盤は砂地のワダチとまずまずの難易度の砂丘が登場した。その後も砂地や岩場が次々と現れ、巨大な峡谷の間を抜けるラフロードなど景観もダイナミックなコースとなっていた。

 日野チームスガワラは砂丘では副変速機のLレンジを多用しながら大型車のライバル勢にそん色ないペースを維持。砂の中に石が隠れている路面や岩場ではパンクのリスクに注意しながら進み、立ち木に車体側面を接触させる場面もあったがノートラブルで無事日没前にゴールに到着した。

 13日はワジ・アド・ダワシルから2日間をかけてビーシャへ向かうマラソンステージの1日目。410㎞のSSを走ったあと「REFUGE」と呼ばれる参加者専用の簡易ビバークに投宿する。前半戦のマラソン行程と同じくメカニックのサポートやチームからの部品供給を受けずに2ステージを走り切る設定で厳しいコース設定も予想され、後半戦の難関の一つとなりそうだ。日野チームスガワラは12日晩の整備で、リア・リーフスプリングの2回目の予防的な交換を行うほか、各部の入念な点検を行って過酷なマラソンステージに万全を期す。

菅原照仁
距離は長かったですが、基本的にはハイスピードのSSでした。わざわざ山の中に入っていくようなルートで、木立がミラーやボディ側面に当たるのが煩わしかったです。砂丘も出てきましたが、今のダカールでは競技車のレベルが上がったこともあって極端に難しいものはありません。

染宮弘和
一日中大きな声で指示を出し続けてしゃべり疲れました。立ち木に当たるときは必ずドライバー側ではなくナビ側に来るのはラリーのお約束ですね。ロードブックは変更を加えたコマ図におかしな部分が散見されるので気を付けたいと思います。

望月裕司
今日は路面が砂から岩まで変化したのでタイヤ内圧の調整装置を動かしながら走りました。今晩の整備では立ち木で破損するサイドミラーの対策もお願いしました。エンジンや駆動系、車体各部の温度をモニターしていますが概ね順調です。

*順位は13日午前4時時点の暫定です

ペースをあげて走行するHINO600.jpgペースをあげて走行するHINO600

砂丘を超えるHINO600.jpg砂丘を超えるHINO600

サポートカーからリーフスプリングを降ろすメンバー.JPGサポートカーからリーフスプリングを降ろすメンバー

今日のコースと車両状態を共有する菅原照仁とメカニック.JPG今日のコースと車両状態を共有する菅原照仁とメカニック

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