INTERVIEWS
海外営業

現地と深くつながり、
日野の製品を世界中の人へ。

海外営業部

2017年入社
文学部 英文学コース卒

  • 事務職
  • 文系・その他

PROFILE

英語好きが高じて、大学では英文学コースを専攻し、シェイクスピアなどを学ぶ。また、1年間アメリカへの留学も経験した。就職活動で軸としていたのは「海外で働けること」だった。商社やメーカーなどを見ていく中で、日野自動車も候補にあがった。先輩社員を通して温かい雰囲気を感じ、海外で働ける機会もありそうだと考えて入社を決めた。

現在の仕事内容

私が所属する海外営業部は、世界中にある現地代理店と日野自動車のつなぎ役を担う部署です。場合によっては間に商社が入ることもあります。生産・出荷を手配をする「需給」。採算検証、日野出荷価格の交渉をする「価格」。販売・収益計画の策定、予実管理をする「事業」。現地要望調査、適正商品の企画・立案・導入サポートをする「商品」。この大きな4つの業務を通して、現地代理店とリレショーンシップを取り、海外ビジネスにおける窓口として、日野自動車の製品を世界中に広げていくことがミッションです。その中で私は、イラク、レバノン、クウェートの3ヵ国を担当しています。

仕事のやりがい

営業という立ち位置ですので、売上など数字の面で成果が出ると嬉しいのですが、時には現地から助けを求められることもあり、感謝される喜びというものもあります。1年目の頃、現地の製造代理店から、「部品が足りず、このままではラインが止まってしまう」という連絡を受けた時のことです。当社の調達部、生産管理部、サプライヤーさんにもご協力いただくことで、とにかく必死に、素早く部品在庫をかき集めて現地へと空輸。何とか生産・販売活動に穴が空くことを防げました。はじめて心からの「ありがとう」をいただけた経験で、とても嬉しかったことを覚えています。一所懸命に仕事をしていれば、周りの人が協力してくれる。そんなことも学べました。

仕事に活きた学生時代の経験

学生時代は、総合的に色々な人とコミュニケーションを取ることが多かったです。特に今の仕事は海外の方と関わるため、留学での経験は役に立っていると思います。どちらが良い悪いということではなく、日本と海外では本当に文化や性格がまったく違います。例えば、仕事でコミュニケーションを取ることが多い中東の方は、言いたいことをズバズバと言ってくる人が多いです。空気をよく読む日本人からすると、少し驚いてしまうかもしれないのですが、留学によってその耐性は身に着けられていたと思います。とはいえ、まず大切にしなければならないのは「聴く」ことです。これはどんな国でも変わりません。

仕事で大切にしていること

エンドユーザーであるお客様のことを、仕事では強く意識しています。私たちは現地代理店とのやり取りばかりで、普段の業務で自分たちの商品を扱ってくださっている、お客様との接点はあまりありません。だからこそ、「これって、お客様のためになるのか」と自問自答し続け、適正な価格とタイミングで納車できるように知恵を絞って、動いていく。それが大切なのだと考えています。

ある1日のスケジュール

8:30
出社し、メール確認。To doリストの優先順位付け。
10:00
商社と電話。生産オーダーや価格に関して、
最新情報を収集。
12:30
会社周辺のお店で同僚とランチ。
14:00
現地代理店とWeb会議。
販売見通しや生産オーダーについて議論。
15:00
資料作成。担当市場の生産オーダー資料や
価格見積書を作成。
16:30
社内会議。上司に対して先ほど作成した資料を報告・相談。
17:25
資料の修正や翌日のTo doを整理して退社。
保育園のお迎えに。

今後の目標

入社する前からの想いですが、海外駐在にチャレンジしたいと考えています。入社以来、海外営業一筋で、北米・中東とキャリアを積んできました。次は、現地の販売最前線で、日野自動車の製品がどのように売られ、どのように使用されているか、何を期待されているのかを感じ取り、理解したいです。当社では、若手のうちから海外駐在のチャンスが回ってくるので、現在の仕事でさらなる研鑽を積みながら、その時を待ちたいと思います。そして、ゆくゆくは、現地代理店の社長となり、海外のビジネスの牽引役になりたいと考えています。

これまでのキャリア

  • 2017年
    入社

    海外営業部配属
    北米担当

  • 2021年

    海外営業部配属
    中東担当

PRIVATE

2歳と0歳の子どもがおり、休日は一緒にドライブに行ったり、公園に行ったり、買物に行ったり、家族で出かけることがほとんどです。動物園、水族館、実家なんかに行くこともありますね。特に2歳の娘は、公園や動物園に行くとずっと走り回っています。目を離すことができなくて大変ですが、その成長を見守ることが非常に楽しいです。また、サッカーが好きなので、子どもたちがもう少し大きくなったら、遠くのスタジアムまで一緒に観戦に行きたいと思います。