INTERVIEWS
財務・経理

正しく伝えることで、
会社を支えていく。

経理部

2016年入社
商学部 経営学科卒

  • 事務職
  • 文系・その他
  • 育休

PROFILE

父が会計分野で働いていたことから興味を持ち、大学では税理士になるための勉強をしていた。しかし、周りが就職活動をはじめると、自分も企業で働いてみたいと考えるようになった。そして、経理職に絞って様々な企業を見て回り、生活に不可欠だと感じた商用車メーカーを志望。その中で、グローバルであること、自宅から近いことが決め手になり入社。

現在の仕事内容

経理部は、資金管理、連結決算、税金計算、単独決算、それぞれに関わる業務を行う4つのグループに分かれています。その中で私が所属するのは、連結決算と開示を行う主計グループで、そこで開示資料の作成を担当しています。連結決算における開示とは、3ヵ月に1度のペースで、投資家向けに会社の財政状態や経営成績が記載された資料を作成して開示することです。会計の特性上どうしてもタイトなスケジュールになりがちなのですが、限られた時間の中でメンバーや会計士の方とコミュニケーションを取り、正しい情報を開示するべく最大限の努力と時間をかけて、文章制作、資料作成を行っています。その他には、海外子会社の営業利益の集約・分析も担当しています。

仕事のやりがい

自分が作成に携わった資料が、無事に開示された時はやりがいを感じますね。期間的には1ヵ月もの間、それに向けて仕事をしていくため、達成感というほうが近いかもしれません。決算は正確に行わなければならないうえ、かなりのスピードが求められます。そのため、チームワークでの共有は何よりも大切です。資料作成の期間中は、毎日2回ミーティングをして、予定から遅れている人がいたら、積極的に手を挙げてサポートするようにしています。また、なるべく業務をスムーズに進めるために、PDCAを回すことも大切です。どうすればいいのかと考えながら、計算のためのツールを調整したり、メンバー同士の連携を強めたり、創意工夫を行っていくこともやりがいの一つだと感じています。

仕事に活きた学生時代の経験

税理士を目指して勉強をしていたため、学生時代に得た知識は今の仕事で大いに役立っていると思います。財務諸表、BS、PLなどをつくる勉強もしてきており、その辺りはダイレクトに活かされていますね。もちろん、問題集通りではないことも多くありますが、学問として学んできたため、理解は早かったと思います。しかし、会社の数字を扱うわけですから、やはり実際に業務をやるとなると、はじめの頃は緊張が大きかったですし、間違ってしまうことも多々ありました。ですが、先輩や上司がしっかりとフォローしてくれていたので安心感はあったと思います。そうした中で学べたのは、数字の本質を理解することです。なぜそうなるのかと常に意識しておくことで、全体が見えるようになってきました。

仕事で大切にしていること

資料をご覧になられる方々のことを考え、コンプライアンスを守り、正しい情報を開示することを何よりも意識しています。「法令・基準を守り、会社の業績・財務状態等の経営成績を正しく記録・報告し、適切に開示する」という経理部の方針があるのですが、それを全員が意識しているため、間違いのない仕事ができているのだと感じますね。営業やものづくりのように何か成果が見える仕事ではありませんが、開示をしなければ上場することもできないですし、資金を調達することもできません。そういった部分で、会社を「支えている」という気持ちで仕事に取り組むようにしています。

ある1日のスケジュール

8:00
子供を保育園に送る。
8:30
テレワーク開始。メールチェックと今日の業務の確認。
10:00
グループ内で共有事項の確認と、課題の進捗報告。
12:00
ランチ。作って食べたり、主人と近くのお店で。
13:30
グループ員とはチャットでやり取りしながら業務。
17:25
終業。子どものお迎えに。

今後の目標

今は育児をしながら仕事を行っています。そのため、数年先までは仕事を少しセーブしながら働くつもりです。ですが、その中でも、部署内でローテーションをしながら自分のスキルは高めていきたいと考えています。そして、ゆくゆくは海外出向に挑戦したいですね。実は、現地の法人をマネジメントするために、当社の経理部は海外へ出向することが多いんです。それを実現させるために、TOEICの勉強や日々の海外とのやり取りを通して、英語力を上げていきたいと思います。

これまでのキャリア

  • 2016年
    入社

    経理部配属
    特別損益担当

  • 2017年

    経理部配属
    売上算出・分析担当

  • 2019年

    経理部配属
    連結決算担当

PRIVATE

平日は子どもと触れ合える時間が少ないので、休日は必ず一緒にお出かけをして遊ぶようにしています。公園でかけっこをしたり、散歩をしたり、近くのショッピングモールに出かけてみたりなどが多いですね。経理部は繁忙期と閑散期の波があるので、比較的忙しくない時期は有給を取得して旅行に行くこともあります。また、平日は育児と家事に忙殺されないように、ロボット掃除機、乾燥機付き洗濯機、つくりおきおかずのサービスなどを最大限利用し、自分の時間を捻出できるようにしています。