INTERVIEWS
調達

信じられるパートナーと
ともに歩んでいく。

調達部

2020年入社
国際関係学部卒

  • 文系・その他

PROFILE

大学時代は、国際情勢や国際経済について学び、価値観を広げたいという想いで1年間アメリカへの留学も経験した。留学中に参加した航空部品を扱う企業のインターンシップで、日野自動車のトラックが物流に使用されていることに感銘を受けた。そして、世界に通じる仕事を自分もしてみたいと考え、入社を志望した。

現在の仕事内容

日野自動車の車両は、約70%が購入部品でつくられています。それらの部品を国内外のサプライヤーから調達することが私の仕事で、現在はステアリングや配管部品などを担当しています。開発部門等関連部から依頼をもらい、必要としている部品に対する見積りを国内外のサプライヤーから取り寄せ、その仕様や価格が適性かどうかを判断し、安定的な調達を主体的に行うことが主な仕事内容です。昨今、半導体の供給不足などもあったように、部品がなければどんなに工場の設備が整っていたとしても、車両をつくることができません。そういった意味で、私たちの仕事は非常に重要な位置にあると考えています。

仕事のやりがい

私たちはサプライヤーとの関係性をとても大切にしています。お互いに助け合うという感覚が強いですね。昨今ですと、材料費やエネルギー費、物流費の高騰がサプライヤーの困り事として挙げられます。そういった場合は当然部品の金額が上がります。それをこちらで了承するためには、高騰している内訳を正しく精査し、日野社内で認めてもらう必要があるわけです。いかに適正な価格上昇であるのか、そのデータを揃え、理論的に社内へ説明し、納得してもらうことも私の仕事の一つ。そうやって、サプライヤーの困りごとを解決でき、「ありがとう」を言ってもらえた時は嬉しいですね。

仕事に活きた学生時代の経験

学生の頃は英語研究会に所属し、スピーチコンテストや留学生を集めた交流会などを企画していました。その一環で、他大学とのイベントも催したのですが、土日の開催だったため、参加率がとても悪かったんです。やっぱり、休日はみんな予定を入れますからね。ただ部費を集めてやっている企画だったので、なんとか参加してほしいと思い、イベントを魅力的にするために部内メンバーと協力して改善を進めていきました。その周りを巻き込みながら主体的に物事を推進するということは、現在の調達の仕事においても欠かせない力であり、非常に役に立っていると感じます。

仕事で大切にしていること

「誰かの役に立つことをする」を意識しながら、日々仕事に向き合っています。サプライヤーに対しては、パートナーとして助けられるところはしっかりと助けていく。それは社内に対しても同じで、関わる人の困りごとを少しでも減らせるよう、様々な情報を集めて展開するなどしています。丁寧に、誠実に、誰かを助ける。そんな気持ちを持ち続けることができれば、自ずと自分の仕事は信頼されていくと考えています。

ある1日のスケジュール

8:30
出社後、メールやTODOリストの確認。
10:00
グループ内での仕掛り課題や情報をミーティングで共有。
12:00
社内の食堂で同僚とランチ。
13:00
サプライヤーとの定例。課題の進捗状況と進め方の共有。
15:00
社内外向けの資料作成。
17:30
退社。会社の同僚と夕食後、
ゴルフの打ちっぱなしやジムへ。

今後の目標

今、自動車業界は100年に1度の変革期に入っています。トラック業界でも、EV・FCEV・自動運転といった次世代車両の開発が急がれている状況です。そうした状況を乗り越えるために、サプライヤーと協力して付加価値の高い部品を選定し、いち早くお客様に供給できるようになりたいです。例えば、今仕入れている部品でも、自動運転に最適なものとなるとまた違った部品になるでしょう。次世代車両の開発が一気に進むようなものを調達する。それが、私にできる未来への貢献だと考えています。

これまでのキャリア

  • 2020年
    入社

    入社時研修
    工場研修

  • 2020年

    調達部
    配属

PRIVATE

アウトドアもインドアも両方好きで、休日は巧みに分けながら楽しんでいます。インドアの時は、料理の配達サービスで好きなものを取り寄せ、一日中映画鑑賞をする。そして、アウトドアでは、ゴルフとキャンプにはまっています。同僚と休日にラウンドを回ったり、会社終わりにも打ちっぱなしに行ったりしていますね。また、キャンプは友人と行くことが多いです。有名なふもとっぱらキャンプ場は、景色がよくて大好きです。