2026年8月号

危険 予知 トレーニングで
事故ゼロへ!

「歩行者・自転車専用信号」のある交差点での接触事故

事故を未然に防ぐために、予測される危険や危険を避けるための運転について考えてみましょう。

質問

あなたは運転中、どのような危険があり、どういった運転をする必要がありますか?

トラクターの特性に起因する事故

交通状況

  • ■トラックで前車に追従して、市街地の片側1車線の道路を走行しています。
  • ■横断歩道と点滅中の「歩行者・自転車専用信号」のある交差点に近づいてきました。
  • ■前車と自車の間には、道路の左端を自転車が、その後ろを原付自転車が走行しており、後方には車間を詰めて追従する乗用車があります。
回答

このような危険が!

このような危険が!

①突然進路変更してきた原付自転車に衝突

交差点の車両用信号は青でも、自転車は横断歩道にある「歩行者・自転車専用信号」に従って、停止線で停止しなければならないので、その自転車との追突を避けようとして原付自転車が突然、自車前方に進路を変更してくる可能性がある。

②急ブレーキによる後続車の追突

原付自転車との衝突を避けるため、ブレーキをかけると車間距離が短い後続の乗用車に追突されてしまう。

このような運転を!

前方交差点の横断歩道の信号が、「歩行者信号」か「歩行者・自転車専用信号」かを走行中に見極めるのは難しいため、交差点に近づいた際、前方の車道左端に自転車を発見したら、青信号でも停止する可能性があると考える。

前方左側の自転車を追い越す場合には、十分に自転車との間隔を確保する。

「自転車の予期せぬ動き」を社内で共有しよう

車両用信号に従う車道の自転車であっても、「歩行者・自転車専用信号」がある交差点ではその指示に従う義務があります。しかし、それを知らずに車両用信号に従う者もいます。点呼や安全ミーティングの際、こうした自転車ならではの交通環境について情報を共有し、予測運転の精度を高めていきましょう。

出典:道路交通法第7条(信号機の信号等に従う義務)

協力:公益財団法人 交通事故総合分析センター