2026年7月号

危険 予知 トレーニングで
事故ゼロへ!

右折時の思い込みによる接触事故

事故を未然に防ぐために、予測される危険や危険を避けるための運転について考えてみましょう。

質問

あなたは運転中、どのような危険があり、どういった運転をする必要がありますか?

トラクターの特性に起因する事故

交通状況

  • ■夜間、信号のあるT字路交差点を右折しようとしています。
  • ■同交差点に差し掛かる手前で、対面信号が赤から青に変わりました。
  • ■対向車線には、信号が直前まで赤だったために停車している車があります。
  • ■この道路は仕事で何度も通っていますが、夜間に歩行者を見たことはありません。
回答

このような危険が!

このような危険が!

①横断中の歩行者と衝突

安全確認を怠ると、右折先の横断歩道を渡っている歩行者の発見が遅れ、衝突する危険性がある。

②発進した対向車と衝突

対向車のドライバーが「直進車両が優先である」と考えて発進してきた場合、その車と衝突する恐れがある。

このような運転を!

安易に「いつも歩行者がいない道だから大丈夫」という思い込みをせず、横断歩道手前では徐行または一時停止をして安全確認を行う。

対向車がある場合は、焦って右折することなく、先に直進させてから右折する。

対向車が道を譲ってくれた場合でも、進行方向(横断歩道など)の安全を確実に確認してから曲がる。

思い込みを捨て、確実な安全確認を

トラックと歩行者の事故において、発生件数が最も多いものは「横断中の歩行者」との接触です。また事故要因の多くを占めるのが「安全不確認」になります。通り慣れた道で、走行する時間帯に一度も歩行者を見たことがなくても、進行方向の安全確認を必ず行いましょう。

出典:公益財団法人 交通事故総合分析センター「事業用貨物自動車の交通事故の発生状況 研究報告書(2024) R06-09」