2026年5月号

危険 予知 トレーニングで
事故ゼロへ!

Uターン時における衝突事故

事故を未然に防ぐために、予測される危険や危険を避けるための運転について考えてみましょう。

質問

あなたは運転中、どのような危険があり、どういった運転をする必要がありますか?

トラクターの特性に起因する事故

交通状況

  • ■到着予定時刻が迫る中、4トントラックで片側3車線の第2車線を走行していたところ、目的地を通り過ぎたことに気づきました。
  • ■対向車は途切れており、後続に大型トラックがおり(ルームミラーで確認)、さらにそのトラックの右側を並走する乗用車(サイドミラーで確認)があります。
回答

このような危険が!

このような危険が!

見落としや急ブレーキによる衝突・追突

①Uターンを行うため減速した際、後続トラックとの車間距離に気を取られ、そのトラックと並走する乗用車を見落としたままUターンし衝突する。

②Uターン開始直前で乗用車に気づき、急ブレーキをかけた結果、後続トラックに追突される。

死角にいた車両との衝突

③サイドミラーの死角(自車の右側)に乗用車がいた場合、Uターン開始直後に衝突する。

このような運転を!

目的地を通り過ぎても、焦って無理なUターンはせず、落ち着いて迂回する。

トラックには死角が多いことを常に意識し、危険なUターンは行わない。

到着の遅れを想定し、ゆとりある運行計画を立てる。

道を間違えたらUターンではなく「迂回」の徹底を

道を間違えた際のUターンは、他車の進行妨害や死角にいる車両との衝突など、重大な事故につながる危険な行為です。また、トラックは全長が長く回転半径も大きいため、Uターン自体が不可能な場合もあります。安全運行のため、自車の特性(死角・回転半径)を十分に理解し、「道を間違えたら迂回する」を徹底しましょう。

協力:公益財団法人 交通事故総合分析センター