2026年2月号

危険 予知 トレーニングで
事故ゼロへ!

発見の遅れによる事故

事故を未然に防ぐために、予測される危険や危険を避けるための運転について考えてみましょう。

質問

運転中、どのような危険があり、どういった運転をする必要がありますか?

トラクターの特性に起因する事故

交通状況

  • ■雨が降る夜、信号機のある交差点を小型トラックで左折しようとしています。
  • ■前方には、間もなく右折をしそうな乗用車があります。
  • ■道路左側の歩道でランニングしている人が、交差点に近づいています。
回答

このような危険が!

このような危険が!

思い込みや発見の遅れで、乗用車やランナーに追突・衝突

・前にある乗用車が右折を開始したと思い込み、動きに注意せずに自車も左折を始めると、まだ停止中の乗用車に追突する。

・ランナーが突然進路を変えて横断歩道を渡り始め、さらに雨と夜間という状況で発見が遅れたため衝突する。

このような運転を!

雨天の夜間など、視界の悪いときの思い込み運転は禁物。急がず、先行車の右折開始を確認した上で、左巻き込みにも注意しながら、左折を開始する。

視認性が悪い夜間にもかかわらず、運転者からは見えていると思い込んだり、歩行者優先だからと急に進行方向を変更したりするランナーがいるため、交差点での右左折時には、進行先の横断歩道上の安全を十分に確認した上で通過する。

雨天時・夜間の行動特性に応じた運転を心がけましょう

雨の日の夜間でもランナーはいます。また、歩行者や自転車は傘を差したり、レインコートを着たりしているので、視界があまり良くありません。さらに高齢者の場合、黒っぽく地味な服装の場合もあるため目立ちにくく、自動車からの合図に気付かないこともあります。
雨が降る夜は、ドライバーにとって悪条件が重なっているので、歩行者・自転車の行動特性を十分理解した上で、安全運転に努めてください。

出典:公益社団法人 全日本トラック協会「トラックドライバーのための安全運転の基礎知識」

協力:公益財団法人 交通事故総合分析センター