2024年7月号

危険 予知 トレーニングで
事故ゼロへ!

高速道路での路肩駐車による事故編

事故を未然に防ぐために、予測される危険や危険を避けるための運転について考えてみましょう。

質問

運転中、どのような危険があり、どういった運転をする必要がありますか?

夜間の直進道路走行

交通状況

  • ■7月の早朝、首都圏まで荷物を届けるため高速道路を走行しています。
  • ■サービスエリアに入る道路の路肩に、テールランプが点いた大型トラックが止まっています。
  • ■いつも混むサービスエリアのため、停車車両は中まで入らずに休憩を取っていると思われます。
回答

このような危険が!

このような危険が!

走行中と勘違いしてトラックに追突する

・自車が走る第一車線前方にテールランプが点いた車両があると、走行中の車両だと勘違いしてしまう。停車中だと気づいて急に止まろうとしても、ブレーキが間に合わず追突する危険がある。

・夏のレジャーシーズンは、サービスエリアが普段より混んでいて、駐車場所を探しても満車で止められない車両がある。一方自車は、長距離運転による疲労で注意が散漫になり、距離感などの判断を誤り追突する危険がある。

このような運転を!

早め早めの休憩を取る

・早朝、首都圏近くのサービスエリアは時間調整や長距離運転の休憩などで混むことが多いため、狭いサービスエリアは避けて早めに休憩を取るようにする。特にレジャーシーズンは一般車両も多くなることを念頭においておく。

前方には常に注意を払い、緊急時にブレーキが間に合うよう制限速度を守る

ワンポイントアドバイス

高速道路で路肩に駐停車するのは法律で禁止されています。しかしながら故障で駐停車している場合もあるので、常に前方に気を付けて走行するようにしましょう。

協力:公益財団法人 交通事故総合分析センター