2023年10月号
事故を未然に防ぐために、予測される危険や危険を避けるための運転について考えてみましょう。
・休憩を取らずに連続運転をしていると、漫然運転や居眠り運転につながり、はみ出して停車しているセミトレーラーに気づかず、追突する危険がある。
・追突してドラム缶が落ちた場合、対向車線にも散乱して広がる可能性があり、被害が大きくなる危険がある。
・ドラム缶の中身が可燃物の場合、衝撃で爆発や火災など二次災害が起きることが考えられる。
・適度な休日の確保と拘束時間、連続運転時間の制限を超える勤務にならないよう管理に努める。
夜間運転時に眠気が生じやすくなるのは自然なこと。運転前に仮眠を取りましょう。カフェインに頼らず、運転前や運転の途中に仮眠を取ることが大切です。
出典:公益社団法人 全日本トラック協会「安全運転・健康運転のためのトラックドライバー睡眠マニュアル」
協力:公益財団法人 交通事故総合分析センター