2023年2月号

危険 予知 トレーニングで
事故ゼロへ!

公園の側にある道路編

事故を未然に防ぐために、予測される危険や危険を避けるための運転について考えてみましょう。

質問

運転中、どのような危険があり、どういった運転をする必要がありますか?

凍結路走行

交通状況

  • ■夕方、事業所に戻る途中、歩道のある道路を走っています。
  • ■道路右側に公園、前方には左側の民家の間から延びる道路と交差する、丁字路交差点があります。
  • ■道路右側にいた低学年の小学生2人が、交差点の左から出てきた小学生に向かって手を振っています。
回答

このような危険が!

このような危険が!

子供と衝突する

・道路の反対側から友達に呼ばれると、左右の確認をせず横断を始める。また、呼んでいる子供たちも道を渡ってくる危険がある。

・公園で遊んでいる子供がボールを追いかけて、急に飛び出してくることがある。

このような運転を!

ヘッドライトの早めの点灯

・夕暮れ時の16時前後には、小学生の歩行者や自転車の交通事故負傷者数が多くなる傾向がある。

・特に冬場は陽が落ちるのが早いので、夕暮れ時は視界が悪くなる前に点灯する。

・点灯により道路近くにいる人たちに、早めに自車の存在をわからせる。

子供を見た時点で速度を落とす

・特に小学校の低学年の子供は、友達に呼ばれると周りの交通状況判断をしないまま道路を横断する危険があるため、どのような状況にもとっさに対応できるようにする。

協力:公益財団法人 交通事故総合分析センター