2022年12月号
事故を未然に防ぐために、予測される危険や危険を避けるための運転について考えてみましょう。
・路肩の雪が溶けて流れ出し、特に日の当たらない場所では凍結していることがある。自車がその上に乗ってしまうと、スリップをして前車への追突や、峠道であれば崖側に落ちる可能性がある。
・対向車が凍結した路面でスリップをして中央線を越え、自車と衝突をする。
・数日以内に雪が降った場合、路面が凍結している恐れがある。“冬用タイヤは凍結路で滑らない”と過信しないで、十分速度を落として走行する。
・凍結した道路ではブレーキが普段通り利かない可能性がある。大きな事故を防ぐためにも、車内アナウンスでシートベルトの着用を促す(着用は義務)。
協力:公益財団法人 交通事故総合分析センター