2022年11月号

危険 予知 トレーニングで
事故ゼロへ!

視界不良の高速道路編

事故を未然に防ぐために、予測される危険や危険を避けるための運転について考えてみましょう。

質問

どのような危険があり、どういった運転をする必要がありますか?

信号のない交差点

交通状況

  • ■早朝、山に囲まれた高速道路を走行しています。
  • ■霧が出てきて、前方の視界がかなり悪くなっています。
  • ■前方でハザードランプのような光が点滅していましたが、だいぶ先に思えたので速度も落とさず走行を続けました。
回答

このような危険が!

このような危険が!

即座の対応ができず落下物に衝突

・視界不良の中でスピードを出して走行していると、道路上に落下物があるなど危険な場面に遭遇しても即対応できず、大きな事故につながる。

視界不良のため距離感覚が鈍り追突

・ハザードランプの点滅が先に見えていると思っても、自分の感覚より近い場合がある。思っているよりも早く目の前に停車車両が現れた時、急ブレーキをかけても回避できず追突する。

このような運転を!

異常を知らせるシグナルを確認したら減速

・ハザードランプを点滅している車両を確認したら、何らかのトラブルが起きている場合があるので、すぐに減速。危険に対応できる速度で走行する。

ハザードランプを点滅させている車両の近くにも注意

・ハザードランプの点滅している車両の近くには、落下物やその他の危険が潜んでいる場合もあるので、安全に制御・停止できる速度で走行する。

協力:公益財団法人 交通事故総合分析センター