2022年8月号
事故を未然に防ぐために、予測される危険や危険を避けるための運転について考えてみましょう。
・歩道を走っている自転車は、前方の歩行者を避けようとして後方確認なしで歩道の縁石の切れ目から車道にはみ出し、そこにバスが追突する。
・車道に出てきた自転車をとっさに避けようとして、急ハンドルを切り過ぎて中央線にはみ出てしまうと、前方からの対向車と正面衝突する。
・危険を避けるために、急ハンドル・急ブレーキ操作を行うと車内の乗客が転倒する。
・視野を広げ、歩道にいる自転車の動きに注意を払って走行する。
・自転車のとっさの動きに対しても、慌てず対処できる速度で走行する。
・急激なハンドル操作は、バランスを崩しコントロールを失いかねないため、回避動作はまずブレーキ、それからハンドル操作の順で行う。
協力:公益財団法人 交通事故総合分析センター