2022年6月号
事故を未然に防ぐために、予測される危険や危険を避けるための運転について考えてみましょう。
・交差道路に出る際、十分注意しないで歩道を横切ると、建物の陰から出てきた自転車や歩行者と出合い頭に衝突する。
・トラックの右後方を十分確認せずに横断歩道に進行すると、前方の歩行者用信号機の青を見て、死角からスピードを上げて出てきた自転車と衝突する。
・赤の点滅信号は、停止位置で必ず一時停止。また歩道を横切る際も、必ず一時停止をして安全確認を行う。
・特に歩道を走る自転車は、「速度が速くて気付きにくい」ことを意識してしっかり安全確認を行う。
・横断歩道を渡る自転車は、「自分は相手に気付かれていない」とは思わずに、「自分が優先で相手は止まるもの」と思いがちである。横断歩道を横切る際は速度を落とし、後ろを振り返るように体をひねり、目視で横断歩道上の自転車や歩行者を見落とさないように確認する。
協力:公益財団法人 交通事故総合分析センター