2022年3月号

危険 予知 トレーニングで
事故ゼロへ!

通学路編

事故を未然に防ぐために、予測される危険や危険を避けるための運転について考えてみましょう。

質問

どのような危険があり、どういった運転をする必要がありますか?

信号のない交差点

交通状況

  • ■夕方、小学校の通学路になっている一方通行路を走行しています。
  • ■道路の両側に歩道があり、路上駐車可能な区域になっています。
  • ■下校時のため、登校時と異なり低学年の子供たちがふざけあって歩いています。
回答

このような危険が!

通学路

歩道から子供の飛び出し

・子供は夢中になると周りに注意を払うことができなくなり、歩道から突然車道に飛び出してくる。

車の陰から子供の飛び出し

・駐車している車の陰から子供が飛び出してくる。特に低学年の子供は背が低く、車高が高い車であると完全に死角に入り、運転者には見えない。

このような運転を!

最大限徐行する

・通学路を走行する場合は、前方を注視しながら、万一の子供の飛び出しにも対処できるように徐行する。できれば、登校・下校時間帯に走行することは避ける。

・一方通行路で対向車が来ないからといって速度をあげたりしない。また駐車中の車の周囲には、見えない危険が潜んでいることを自覚する。

協力:公益財団法人 交通事故総合分析センター