室内空間!01
シート&ドライビングポジション!02
乗降ステップ!03
キャブサスペンション!04
自由に使えるフラットスペース
LED室内灯
若生倫義(デザイン部
内装(インパネ・フロア)デザインを担当
角田和宏(デザイン部)
内装(全般)デザインを担当
山口賢一(ボデー設計部
キャビン設計全般を担当
末吉圭二(車両実験部
車両評価を担当
「※」は開発当時の所属部署
日本のトラックドライバーの誇りを守る
快適なキャビン空間づくりへの挑戦
トラックのキャビンの中は、運転のみならず待機・休憩を含めた長い時間を過ごす、いわば生活空間でもあります。「快適な居住性をいかに創り出すか」。稼働現場に足を運び、そのチャレンジは始まりました。


トラックドライバー一人ひとりの
個性あふれるキャビン空間
キャビン室内開発に向けて、まずは各地のトラックステーションを巡り、ドライバーさんにお願いして車の中を見せていただきました。どの車も想像以上に個性豊かで、限られた空間を快適に過ごせるようカスタマイズされていたのが印象的でした。中にはギターを持ち込まれる方もいて、“生活空間”であることを実感。話を伺ううちに、奥底の、輸送を担う使命感や誇りに触れて、“この方たちのために色々とやらなくては”と意識を持って開発に挑みました。
目指したのは、自由に使っていただける
リビングのような開放感。
調査を通じ、多くのドライバーさんが求めていたのが、必要な物を自由に置ける、自分なりのカスタマイズができるスペースでした。インパネの上面やフロアをフラットにすることで、使い勝手の良さと快適性を両立。また広い収納スペースの確保や、確実に手が届くスイッチ配置などにもこだわり、最適レイアウトを追求。デザイン・開発・実験と連携を図りながら、従来よりも自由度の高い最適な室内空間に変えていくチャレンジをしました。
“誇りと高揚感”を
持っていただける空間に
室内デザインで念頭に置いたのは、“守るべきところは守り、変えるべきところは変える”という点。トラックの運転は普通ではできない特別なことです。仕事場として、乗った瞬間にドライバーの方が「誇りと高揚感を持っていただく」ことは、デザインを通じて私たちが守るべきものです。一方、よりフラットなフロア面を確保するためにパーキングブレーキの位置をインパネに移すという挑戦もしました。ドライバーの皆様がお届け先までの長い道のりを笑顔で過ごされている姿が見られたら、これほどの達成感はないですね。
  • 積載性能がスゴい!
  • 使いやすさがスゴい!

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