2021年09月15日 |
大型トラックのリコールについて |

リコール届出番号 5016 リコール開始日 令和3年9月16日 令和3年9月15日、日野自動車株式会社は下記のリコールを国土交通省に届出しました。 ご愛用の皆様にはご迷惑をお掛け致しますこと心よりお詫び申し上げます。対象車両をお持ちのお客様には販売会社からダイレクトメールやお電話などでご案内をさせていただきますので、最寄りの日野販売会社よりご案内がありましたらご入庫いただく日時を調整いただき、修理をお受けいただきますようよろしくお願い申し上げます。 なお、改善に必要な対策用制御プログラムと一部車両に取付ける対策用ベンチレータの準備はほぼ 整いましたが、高負荷稼働時間が長い車両に必要なコンロッド等の部品準備に時間を要しております。 つきましては、まずは制御プログラム修正とベンチレータ取付けを実施させてさせていただきます。 また、高負荷稼働時間の長い車両は2回の入庫をお願いすることとなり大変恐縮ですが、後日コンロッド等を新品交換させていただきたいと考えております。作業に時間を要することから販売会社より十分に入庫調整させていただき、稼働時間の長い車両から順次交換させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 1.不具合の状況 原動機において、 @エンジン制御プログラムが不適切なため、高負荷連続走行中に速度抑制装置が作動するような条件下で異常燃焼が発生することがあります。 Aヘッドカバー内油切性能(ヘッドカバー内のオイルをオイルパンに戻す)が不十分なため、坂路を高負荷走行するとヘッドカバー内に滞留したオイルがブローバイガスとともにミスト状の形で燃焼室に廻り込んで異常燃焼が発生することがあります。 そのため、走行中にコンロッドが疲労破損してエンジンが停止し、コンロッドの破損によりオイルが飛散した場合は周辺部品が焼損し、走行不能となるおそれがあります。 2.改善の内容 @全車両、エンジン制御プログラムを対策仕様に修正します。 また、車両稼働データを確認し、高負荷での稼働時間が長い車両は、コンロッド一式を新品に交換します。 なお、部品の準備に時間を要するため、高負荷での稼働時間が長い車両から順次交換作業を行います。 A一部の車両は、ヘッドカバー部に対策品(ベンチレータ)を取り付けます。 3.対象車両 日野自動車が平成29年6月から令和3年9月に製作した大型トラック「日野プロフィア」の2段過給仕様のA09Cエンジン搭載車が対象となります。
<ご注意> 1. 車台番号の範囲には対象とならない車両もありますので、詳しくは最寄りの日野販売会社にお問い合わせください。 2. 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。 3. ベンチレータの取り付け対象車両は平成30年8月〜平成31年4月、令和元年7月〜令和元年11月の期間に生産された車両および補給品エンジンが対象です。 ------------------------------------------------------------------------------------ お問い合わせ先: 日野自動車株式会社 お客様相談窓口 フリーダイヤル 0120−10−6558 オープン時間:月曜〜金曜(除く祝祭日)9:00〜12:00, 13:00〜17:00 |
![]() |