2020年10月01日 |
大中型路線バスのリコールについて |

リコール届出番号 4815 リコール開始日 令和2年10月2日 令和2年10月1日、日野自動車株式会社は下記のリコールを国土交通省に届出しました。 ご愛用の皆様にはご迷惑をお掛け致しますこと心よりお詫び申し上げます。対象車両をお持ちのお客様には販売会社からダイレクトメールやお電話などでご案内をさせていただきますので、最寄りの日野販売会社よりご案内がありましたらご入庫いただく日時を調整いただき、修理をお受けいただきますようよろしくお願い申し上げます。 1.不具合の状況 @バスの制動装置において、駐車ブレーキ用リレーバルブ内部の樹脂ピストンの材質が不適切なため、エア回路中の水分により加水分解して、ブレーキエア圧により当該ピストンが破損することがあります。そのため、ブレーキバルブからのエア漏れや、駐車ブレーキの解除不能、ブレーキ引きずりが発生するおそれがあります。 Aバスの排出ガス発散防止装置において、DPD(粒子状物質除去装置)再生時のエンジン制御プログラムが不適切なため、DPD再生用燃料の一部がDPDの下流で燃焼し、尿素SCR(選択還元型触媒)付近の排出ガス温度が高温となることがあります。そのため、その放射熱により尿素水ホース等が溶損して尿素水が漏れ、排出ガス中の窒素酸化物(NOx)の排出値が基準値を超えるおそれがあります。 2.改善の内容 @全車両、当該ピストンを良品に交換します。 A全車両、エンジン制御ユニットを対策品に交換します。また、尿素水ホースに断熱材を追加し、差圧ホース、クリップを対策品に交換します。なお、尿素水ホースを点検し、溶損している場合は修復または新品に交換します。 ![]() 3.対象車両 日野自動車が平成27年10月から令和元年12月に製作した大型路線バス「日野ブルーリボン」「日野ブルーリボンハイブリッド」「日野ブルーリボンハイブリッド連節バス」および中型路線バス「日野レインボー」が対象となります。
交換修理用部品として出荷し、組み付けられた車両が特定できないもの
<ご注意> 1. 車台番号の範囲には対象とならない車両もありますので、詳しくは最寄りの日野販売会社にお問い合わせください。 2. 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。 ------------------------------------------------------------------------------------ お問い合わせ先: 日野自動車株式会社 お客様相談窓口 フリーダイヤル 0120−10−6558 オープン時間:月曜〜金曜(除く祝祭日)9:00〜12:00, 13:00〜17:00 |
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