2018年06月14日 |
大型バスのリコールについて |

リコール届出番号 4282 リコール開始日 2018年 6月15日 対象車両をご愛用のお客様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを、心からお詫び申し上げます。 平成30年 6月14日、日野自動車株式会社は下記のリコールを国土交通省に届出しました。対象車両をご愛用のお客様には、ダイレクトメールにてお知らせ又は販売会社からご案内させていただきますので、お早めに最寄りの日野販売会社へご来社日時をお申し付けいただき、修理をお受けいただければ幸甚に存じます。 1.不具合の状況 大型ハイブリッド路線バスにおいて、 @エンジン始動時のハイブリッド制御プログラムが不適切なため、サプライポンプの回転速度に燃料供給が追い付かず、サプライポンプのローラとシュー間で潤滑不良を起こすことがあります。そのため、そのまま使用を続けると、ローラとシューが焼付いてサプライポンプが破損し、走行できなくなるおそれがあります。 Aエンジンクランクプーリ上部にあるファンベルトの振止めローラを固定する金具の強度が不足しているため、エンジン振動により当該金具が共振して折損するものがあります。そのため、走行中に当該金具とローラが脱落するおそれがあります。 Bファンベルトのプーリ間距離が不適切なため、ファンベルトが振れて早期にたわみ量が大きくなることがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ファンベルトが捩れて中央部で屈曲を繰り返すことで分断し外れ、オーバーヒートとなるおそれがあります。 2.改善の内容 @全車両、ハイブリッドECU及びサプライポンプを対策品に交換します。 A全車両、ファンベルトの振止めローラの固定金具を対策品に交換します。 B全車両、ファンベルトのプーリ間にアイドルプーリを追加します。また、ファンベルトを新品に交換します。 ![]() 3.対象車両 1)日野自動車株式会社が製作している大型バスが対象となります。 2)商品名は、「日野ブルーリボンハイブリッド」です。 3)型式、車台番号の範囲、製作期間、対象台数は次の通りです。
備考:本届出のBは、平成28年11月29日付け届出番号「3937」にてリコール届出をおこなったものでありますが、対策品で不具合が発生したため、改善措置の内容を見直し届出をおこなうものです。 <ご注意> 1. 車台番号の範囲には対象とならない車両もありますので、詳しくは最寄りの日野販売会社にお問い合わせください。 2. 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。 ------------------------------------------------------------------------------------ お問い合わせ先: 日野自動車株式会社 お客様相談窓口 フリーダイヤル 0120−10−6558 オープン時間:月曜〜金曜(除く祝祭日)9:00〜12:00, 13:00〜17:00 |
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