2012年11月13日 |
小型バスのリコールについて |

リコール届出番号 3059 リコール開始日 2012年11月14日 平成24年11月13日、日野自動車株式会社は下記のリコールを国土交通省に届出しました。 対象車両をご愛用のお客様には、大変ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、ダイレクトメールにてお知らせ又は販売会社からご案内させていただきますので、お早めに最寄りの日野販売会社へご来社日時をお申し付けいただき、修理をお受けいただければ幸甚に存じます。 お客様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを、心からお詫び申し上げます。 1.不具合の状況 @乗降扉の開閉制御プログラムが不適切なため、以下の条件に当てはまる場合には、お客さまが扉近傍に設置された検知器(光電管)を遮っているにも関わらず、乗降中のお客さまが扉に挟まれることを防止する機構が働かず扉が閉まります。 ・お客さまが検知器(光電管)を遮っている状態で、運転者が乗降扉を閉じる操作を行う(扉の閉動作を予告するブザーが鳴る) ・次に、お客さまが検知器を遮らない位置に移動する(ブザーが鳴り終わる) ・その後、扉を閉める信号が出てから扉が閉まる動作を開始するまでの間において、お客さまが検知器を遮る(このとき扉が閉まってしまう) A乗降扉の開閉制御プログラムが不適切なため、走行状態から停止に至る過程において運転者が一定条件の操作(シフトの位置をNにし、停止直前で乗降扉を開く操作)をした場合においては、走行中に扉が開くことを防止する機能が働いたままになり、停止してから運転者が手元の開閉スイッチを開に操作しても扉が開かなくなります。 B乗降扉の開閉制御プログラムが不適切なため、また、乗降扉が閉まる直前で扉を車内に引き込みロックする機構(クローザ)を働かせるために備えられた、扉が閉まる直前の位置を検知するセンサーに製造バラツキがあるため、当該センサーによる検知がなされない場合において、クローザが働かず確実に扉をロックできず、走行中にお客さまが扉近傍に設置された検知器(光電管)を遮った際に扉が開きます。 注: 乗降扉の開閉は運転者が手元の開閉スイッチで操作できるようになっていますが、運転者が誤った開閉操作をした場合等の安全対策として、乗降中のお客さまが扉に挟まれることを防止し、また、走行中に扉が開いたり、開いたまま発車することを防止する機構を備えています。上記不具合は、この扉の開閉機構及び安全機構に関するものです。 2.改善の内容 全車両、当該ECUを対策品と交換します。また、クローザスイッチの位置を点検し、不適切なものは位置を変更します。 ![]() 3.対象車両 1)日野自動車株式会社が製作している小型バスが対象となります。 2)商品名は、「日野ポンチョ」です。 3)型式、車台番号の範囲、製作期間、対象台数は次の通りです。
<ご注意> 1. 車台番号の範囲には対象とならない車両もありますので、詳しくは最寄りの日野販売会社にお問い合わせください。 2. 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。 ------------------------------------------------------------------------------------ お問い合わせ先: 日野自動車株式会社 お客様相談窓口 フリーダイヤル 0120−10−6558 オープン時間:月曜〜金曜(除く祝祭日)9:00〜12:00, 13:00〜17:00 |
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