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2006年02月27日 |
トヨタ、日野、燃料電池ハイブリッドバスの営業運行を中部国際空港周辺地域で開始 |
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)と日野自動車株式会社(以下、日野)は、国土交通省の「燃料電池自動車実用化促進プロジェクト(第二期)」に参画し、知多乗合株式会社(以下、知多乗合)の協力のもと、3月9日より、中部国際空港周辺地域において、燃料電池ハイブリッドバスによる営業運行を開始する。 具体的には、「愛・地球博」において来場者の会場間輸送に使用した燃料電池ハイブリッドバス「FCHV−BUS」を知多乗合に貸与し、同社の営業路線での営業運行という実用的な使用形態で実施する。期間は、3月9日(木)から22日(水)までの14日間を予定しており、水素の充填は、知多乗合の半田営業所近隣に設置される予定の移動式水素ステーションを使用する。 トヨタと日野は、今回の営業運行を通じて、燃料電池ハイブリッドバスの実用化に必要な種々のデータを取得する予定である。 なお,今回の営業運行に引き続き、今後は、中部国際空港内に設置が予定されている水素ステーションの開設時期にあわせて、営業運行エリアを拡大して実施する予定である。 (ご参考)今回の営業運行実施の経緯 ・国土交通省が進めている「燃料電池自動車実用化促進プロジェクト」の中核研究機関である、独立行政法人 交通安全環境研究所が、燃料電池バスによる公道走行試験を行う民間事業者を公募。トヨタと日野が共同で応募し、請負事業者として採択された。 燃料電池ハイブリッドバス「FCHV−BUS」の営業運行計画と車両概要は、以下のとおり。 【「FCHV−BUS」の営業運行計画】 ・運行期間 3月9日(木)〜3月22日(水)の14日間 ・運行路線 常滑線(知多乗合営業路線) ・使用台数 1台 ・運行ダイヤ 1往復/日
注)運行ダイヤについては、予告なく変更する場合がある。 【「FCHV−BUS」の概要】 1.開発 ・トヨタと日野が共同で開発した燃料電池ハイブリッドバス。燃料電池システムはトヨタ、車体をはじめバス本体は日野が担当し、両社がそれぞれ培ってきた技術やノウハウを活用。 *今回使用する燃料電池ハイブリッドバスは、「愛・地球博」の会場間輸送で使用したバスの外観のラッピングを一新し、営業運行に必要な装備を追加している。 2.主な特長 ・高圧水素ガスを燃料とする燃料電池とバッテリーを動力源として、モーターを駆動するハイブリッドシステムを採用。地球温暖化の原因であるCO2や大気汚染物質である窒素 酸化物などを排出しないほか、エネルギー効率が高く、静粛性に優れている。 3.主要諸元
(ご参考) ・3月2日(木)13時30分より、国土交通省主催の運行開始イベントと燃料電池動車の実用化促進に向けた官民の取り組み状況の報告会が、中部国際空港と常滑市民文化会館で開催される予定。 |
FCHV−BUS |
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