2024年4月号

危険 予知 トレーニングで
事故ゼロへ!

信号のない横断歩道での事故編

事故を未然に防ぐために、予測される危険や危険を避けるための運転について考えてみましょう。

質問

バスを運転中、どのような危険があり、どういった運転をする必要がありますか?

夜間の直進道路走行

交通状況

  • ■夕方5時ごろ、片側1車線の道路を制限速度で走行しています。
  • ■前方に信号のない横断歩道が見え、その先のバス停では人が待っています。
  • ■横断歩道には右から渡っている人がいるのでゆっくりと前進しています。横断歩道右側からもう一人渡ろうとしていますが、あなたからは見えていません。
回答

このような危険が!

このような危険が!

横断歩行者と衝突

・視線が目の前の横断歩行者とバス停に向いていると、右側から来たもう一人の歩行者と衝突する。

・歩道左後方の死角から、突然走りだして横断歩道に飛び出してくる歩行者と衝突する。

このような運転を!

前方に横断歩道がある場合は、歩行者を予測して速度を落として接近し、一時停止をする

夕方は視界が悪いため、日中以上に周囲を確認する運転をする

ワンポイントアドバイス

横断歩道上の事故は被害が大きくなります。横断歩道近くでは速度を落とすこと、左右の確認、周辺の状況の再確認を心がけましょう。

協力:公益財団法人 交通事故総合分析センター